僕とママとパパのななころびやおき -7ページ目

僕とママとパパのななころびやおき

重度肢体不自由児の息子との日々を中心に、母親として、たまには医師目線で綴ります。

内容はあくまで個人的見解です。

またまたエレベーターの話。


これはある車椅子ユーザーの方が話してくれたお話。



人は1階建ての建物だとスペースが足りなくなって2階、3階へと上にスペースを積み上げていきました。


もし、世の中のみんなには羽が生えていて、2階や3階には羽で飛んでいけるとします。


だけど…自分だけは羽がはえていません!!


さあ、どうしましょう?

自分だけ上の階に行けない…!


とても困りますよね?


なんとかして階段をつけてくれとお願いするかもしれません。


車椅子で生活する人はそんな状態です。

車椅子の人のエレベーターは特別なものじゃありません。

自分たちだって階段をつけたくせに…!


と。




エレベーターがないから上の階に行けない、上の階でする授業には参加できない、移動で時間がかかって授業に遅れるか早く授業を抜けないといけない…。


そんなふうに排除されることは、仕方がないのでしょうか?


なんで?


歩けないから?階段を昇れないから?


階段を昇れないからって罰を受けているみたい。

何かいけないことしましたか?



誰ひとり取り残さないって、最近よく言われます。


自分ひとりだけ自由に上の階に行けない。


取り残された1人はたった1人でも…その人は、自分自身が取り残されてしまったんです。


その重みを理解してほしい。


私は息子には、自分は取り残されても仕方がない存在なんだと思うようにはなってほしくありません。


そして一緒にいる子供たちは、どう思うのでしょうか?


学校という教育する場所で、車椅子に乗る人と毎日を共にして。

もし車椅子に乗っている人は取り残されても仕方がないと子供たちに刷り込んでいるとしたら…?



それで良いのでしょうか?

私は親として大人としてそんなことは容認できません。



エレベーターのことだけではないかもしれませんが。


本当に誰ひとり取り残されませんように。

誰もが生きやすい社会になりますように。