2019年を迎えて | M子の乳癌日記

M子の乳癌日記

浸潤性乳癌と診断されたので自分の観察日記を始めました

明けましておめでとうございます。

米中貿易戦争はいよいよ佳境に入った模様ですが、平和ボケの日本はいつもと変わらず穏やかな幸せなお正月でしたね。

 

私もいつも通り年末に実家に帰省し、恒例の一族餅つき大会に参加して、弟たちと酒浸りの新年を迎えました。

 

そして帰京し、すぐに胸の痛みを感じ始め、血の匂いがする乾いた嫌な咳が始まりました。あーまた気管支炎。肺炎になると嫌なので取敢えず寝ました。3日ほど声も出ず、ただ胸の痛みに耐えながら…初恋の痛みのような甘い感じではなく。

 

7日は初出勤の日だったのでとにかく頑張って出勤。スイスの時計ブランドの日本法人を去年立上たばかりなので、ここをしっかりフォローしないとね。ここも12月決算なので年度末処理などがいろいろあり、10日も会社を閉めていたこともあり、仕事が溜まっています。

 

夕方に発熱を実感。取敢えず今日のところはこのくらいで勘弁しとこう…と帰宅。そのままダウン。翌朝起き上がれず、昼前には熱がぐんぐん上がって39℃、体中が痛く、「これはインフルエンザかも?」と近所の内科クリニックへ。受付でそのことを話した途端、待合室から隔離された個室へ直行、完全防備の看護師さんに綿棒を鼻に突っ込まれ、やはり陽性。「これで楽になるはず」という吸引薬を処方され、とりあえず吸い込みました。うちにはまだ癌研でもらったカロナールとロキソプロフェンがあるので「それ以上の痛み止めはない」と言われ、「あんまり聞かないんですけど…」と言いながらも仕方なしと納得。

 

うちに帰ってまた寝るしかないのでベッドに入ったものの、痛くて痛くて…久しぶりに「モルヒネが欲しい」と思いました。

 

それでも何とか翌朝(昨日のことですが)痛みが和らぎ、ホットしました。でもまだ症状は残っているし、会社でウィルスをまき散らしてはいけないので今週いっぱい家でおとなしく静養することにしました。

 

さて、だいぶ間が空いたけど、前回沖縄について書いたのでその続きをこれから書こうと思います。

 

私も沖縄の美しい海を守りたいですし、辺野古のジュゴンや希少生物の保護も是非お願いしたいです。今、世界的に有名なロックミュージシャンや日本で人気のアイドルタレントなども加わって辺野古基地建設反対運動が盛り上がっているようですが、反対するにあたっても、そもそもなぜ沖縄に基地があるのかをきちんと理解しなければならないと思います。そこから現実的な解決案を考えなければ…と思うのです。

 

話が長くなりますので、とりあえず、参考になる優れた文献を一つご紹介します。

私が尊敬する国際政治学者の藤井厳喜さんの著書の一つですが、世界で繰り広げられるパワーゲームを理解するのにとても役立ちます。

「最強兵器」という過激な言葉で「読まず嫌い」を誘発しそうですが、いたって冷静に現実を説明してあります。

 

 

長くなりましたので、今日はひとまずこれにて。

つづく