1215【 エンジェル・マニューバ 】
TV番組『題名のない音楽会』は、
途中でCMが入らない。
これは出光興産の創業者の考えによる。
「芸術に中断は無い」
先日、彼女と映画を観てきた。
タイトルは『海賊とよばれた男』。
モデルは出光興産の創業者 出光佐三。
経営史界では高い人気を誇る企業家であり、
儒教の影響を強く受けた人物である。
てっきり、学生時代の決断や、
資産家の日田重太郎との関係が
フォーカスされると思っていたが、
劇中では、一貫して経営者としての佐三の生き様が描かれた。
当たり障りのない映画の感想。
役者の演技は素晴らしく、
音楽も虚構を生まない心地よさがあり、
ストーリーラインも分かりやすい。
総じて、良い作品だと感じた。
悪い意味で気になった点は、
(すべて航空機関連で恐縮だが…)
空襲シーンのCGの色温度と、対爆撃機の双発機が取った空中戦闘機動、機銃による銃創の大きさくらい。
どれも好みの問題、演出の問題で、
分かりやすさを考慮すれば誤差レベルである。
歴史に疎い人でも楽しめる作品のようなので、
気になった方はぜひ劇場へ。