0401【 自然と荒地の境界線 】
キーボードを打つ
文字を綴るという行為で
どんどん過去を量産していく――
それが無駄なように思えて、
ある日私は、自分を説得した。
好きだったブログの執筆も閲覧も辞めた。
辞めてみて、離れてみて、初めて分かったことがある。
それは
「伝えたいのなら言葉にするしかない」
ということ。
当たり前だと思っていたし、頭では分かっていたことだが、
体験し、実感として身体に刻まれるのとでは
影響の範囲が違うらしい。
時間を持て余しているし、
久々にブログの世界に帰ることにした。
チェックリストに保存してあった懐かしいブログ。
数年前、楽しみにしていた記事の数々は
主を失い、時が止まっていた。
でも、それでも残っていた。
とても不思議だった。
誰も管理していない日常や思い出が
ただ、そこに置いてある、という光景が
突然、頭の中に広がって、地平線まで広がって
ちょっと鳥肌がたった。
何を感じたのか、上手く言葉にできない。
写真は、福島県白河市にある小峰城。
先月、特に理由もなく一人で行ってきた。
近くにいたおじいさんが、地震で倒壊した石垣を指し
「これは、市民のお金で工事しているんだよ」
と誇らしく語った。
何か気の利いた言葉を返したかったが、
おじいさんは目を細め、遥か遠くを見つめていたので
この時、私は何も言えなかった。
文字を綴るという行為で
どんどん過去を量産していく――
それが無駄なように思えて、
ある日私は、自分を説得した。
好きだったブログの執筆も閲覧も辞めた。
辞めてみて、離れてみて、初めて分かったことがある。
それは
「伝えたいのなら言葉にするしかない」
ということ。
当たり前だと思っていたし、頭では分かっていたことだが、
体験し、実感として身体に刻まれるのとでは
影響の範囲が違うらしい。
時間を持て余しているし、
久々にブログの世界に帰ることにした。
チェックリストに保存してあった懐かしいブログ。
数年前、楽しみにしていた記事の数々は
主を失い、時が止まっていた。
でも、それでも残っていた。
とても不思議だった。
誰も管理していない日常や思い出が
ただ、そこに置いてある、という光景が
突然、頭の中に広がって、地平線まで広がって
ちょっと鳥肌がたった。
何を感じたのか、上手く言葉にできない。
写真は、福島県白河市にある小峰城。
先月、特に理由もなく一人で行ってきた。
近くにいたおじいさんが、地震で倒壊した石垣を指し
「これは、市民のお金で工事しているんだよ」
と誇らしく語った。
何か気の利いた言葉を返したかったが、
おじいさんは目を細め、遥か遠くを見つめていたので
この時、私は何も言えなかった。
