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ないとめあです。
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日本人投資家が直面する二重のリスク
米国債への投資を検討する際、無視できないのが「日本の生命保険会社の動向」です。最大の買い手であった生保が売り手に回る中、個人投資家がその「受け皿」になることのリスクを整理します。
「最大の買い手」が生保から売り手に転換
日本の生保各社は、国内金利の上昇に伴い、外債(米国債等)から日本国債へ資金を戻す「リパトリエーション(資金回帰)」を本格化させています。
- 生保の動き:大手生保10社のうち約半数が、2025年度下半期以降の外債削減方針を表明。為替ヘッジコストの高騰により、米国債での運用が「逆ザヤ」状態にあることが背景です。
- 数字の根拠:2025年12月の週次データでは、日本の投資家が中長期の外債を3,742億円売り越しています(財務省発表)。
日本人にとって「意味がない」と言える理由
米国民とは異なり、日本人が「ドル転」して購入する場合、利回りの高さは容易に相殺されます。
- 為替による利食い潰し:例えば年利4.0%の米国債を買っても、1ドル150円から140円へ円高が進めば、それだけで約6.6%の損失となり、利息分は一瞬で吹き飛びます。
- 需給悪化による価格下落:生保という巨大な供給源(売り手)が市場に居座る以上、債券価格の上昇は見込みにくく、価格下落リスクが非常に高い状態です。
落ちてくるナイフを拾う状況
プロ(生保)が構造的な理由で逃げ出している市場に、個人が逆行して入っていくのは極めてリスクが高い行為です。「確定的な売り」と「円高リスク」が見えている現状では、米国債よりも国内資産での運用が合理的な局面と言えます。
【参考ソース】
・財務省:対外対内証券売買契約等の状況(週次・月次)
・Bloomberg:日本生命が外債削減を継続、国内債へシフト(2025年度運用方針)
・日本経済新聞:生保の運用計画、外債から国内債への資金回帰が鮮明に
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