こんにちは!こんばんは!

ないとめあです。

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 中国軍機が航空自衛隊機にレーダー照射を行ったと報じられ、日本政府は従来よりも明確な抗議姿勢を示しました。これまで曖昧な対応が多かったのに対し、今回のように即時かつ強い抗議を発信したことは、日本の安全保障スタンスに変化が生じている可能性を示しています。

■ 仮に撃墜事件が発生したら?

 レーダー照射は「攻撃準備行為」と国際的にみなされる行為です。しかし、仮に戦闘機が撃墜されても、両国が即座に全面戦争に踏み込む可能性は高くありません。理由は簡単で、どちらの国も戦争を望んでいないからです。ただし、撃墜という既成事実は消えません。それをきっかけに、外交・軍事の緊張は一気に高まります。

■ 両国の「越えてはならない一線」

● 中国にとっての一線

  • 日本に「先制攻撃させない」こと
  • 米軍の本格介入を招かないこと
  • 経済制裁で国際的孤立に繋がる事態を避けること

● 日本にとっての一線

  • 自衛隊員の殺害=撃墜・攻撃の発生
  • 尖閣諸島など領土への実力行使
  • 在日米軍や国民への直接攻撃

 つまり、両国はそれぞれ「決して踏み込みたくない領域」を抱えており、緊張を高めつつも衝突を避けようとせざるを得ない状態が続いていると言えます。

■ 「沈黙」から「明確な抗議」へ──日本の姿勢の変化

 今回、日本政府が毅然とした抗議を行ったことは、単に感情的な反応ではなく、「挑発は黙認しない」という意思を明確に示したものと解釈できます。軍事バランス・同盟関係・国際社会の視線──それらすべてを見据えながら行動していると考えられます。

■ 今後の展開はどうなるのか?

 最も避けるべきは「偶発的衝突」です。政治レベルでは衝突を望まなくても、現場の緊張や誤認が悲劇につながる可能性があります。だからこそ、外交・抑止・同盟の三本柱が重要になっています。今回の日本の対応は、その枠組みの中で「曖昧な沈黙」から「明確なメッセージ」へ舵を切った象徴的な出来事と言えるでしょう。

 

では、また!