こんにちは!こんばんは!

ないとめあです。

ご訪問ありがとうございます。

 

 ここ数年、日本円は米ドルに対して弱い状況が続いており、1ドル=150〜160円台という水準が定着しつつあります。旅行、輸入品、エネルギー価格など、あらゆる分野で「円安の負担」を感じている方も多いのではないでしょうか。

 ただ、為替は永久に一方向へ進むわけではありません。いずれどこかで転換点が訪れる可能性があり、それは米国の景気後退が引き金になるという見方もあります。米国経済が減速し、FRBが利下げに踏み切れば、ドル安・円高の流れが起きても不思議ではありません。

🌟 では、資産を守るにはどうすれば良い?

為替の動きが読みにくい時代において有効な手段の一つが、金(ゴールド)ETFの活用です。

 


🔶 金ETFが「円安対策」になる理由

金は世界市場でドル建てで取引されています。
そのため、日本で「為替ヘッジなしの金ETF」を購入すると、価格は次のように動きます:

  • 金価格が上昇
  • 円安が進行

この2つの要因が同時にプラスに働きやすいため、円安局面で特に効果を発揮します。

 


🔶 円高になったら損? → 必ずしもそうとは限らない

 世界景気が悪化し、米国が景気後退に入った場合、リスク回避の動きから
「金という安全資産」への需要が高まる傾向があります。

そのため、円高になったとしても、世界的に金価格そのものが上昇するケースがあり、
円安でも円高でも、金は下落しにくい資産特性を持っています。

 


🔽 金ETFを選ぶ際のポイント

種類 特徴
為替ヘッジなし 為替の影響あり。円安時に大きく資産防衛効果が期待できる
為替ヘッジあり 純粋に金価格のみで推移。為替の影響を排除したい方向け

為替リスクに備える目的であれば、一般的には
「ヘッジなし金ETF」が使われることが多いです。

 


📌 まとめ

  • 円安は長期化しているが、いつか反転する可能性はある
  • 米国の景気後退 → ドル安 → 円高シナリオもあり得る
  • 金ETFは円安でも円高でも値下がりしにくく、資産防衛に役立つ
  • 為替対策として用いる場合は「為替ヘッジなし」が選択肢に入る

 為替変動が大きい時代だからこそ、円に全てを預けるのではなく、金ETFをポートフォリオに組み入れることでリスク分散の効果が高まります。資産を「増やす」だけでなく、守るという視点を持っておくことが、これからの時代に必要なのかもしれません。

 

では、また!