野望の系譜 闇の支配者 腐った権力者


政財界の腐敗・癒着のエピソードがたくさん紹介されています。


政治家に絡む金。こういう本を読んでいると、それが当然かのように


感じられてしまいます。まぁ、実際、そうなのでしょう。



自分で使うためのお金のレベルではなく、思い通りに物事を動かすための材料。

色々な思惑や利害関係が交錯する世の中ですから、金というのがやっぱり

分かりやすい共通言語なんでしょうね。




この本の文章というかコンテンツは、かなりあっさり目。


巨怪伝  とかを読んだ後だと、特に。




読みやすさ:★★★☆☆

オススメ度:★★☆☆☆

野望の系譜 闇の支配者 腐った権力者 /共同通信社社会部
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六韜・三略 (全訳「武経七書」) / 守屋 洋

これが第3弾。


名軍師による、様々な領域の指南が対話形式でまとめられています。


リーダー学、組織論、政治学の真髄、と帯には書いてあります。


企業においても参考になる材料がたくさんあると思います。


実践、活用というのは、また別の次元の話だと思いますが。


読めばいいってもんじゃないので。


はるか昔から、こんなことを体系だって書きまとめていた人達がいることは本当に驚きです。


原則は時代を超えて通用する、ということを再確認できました。




読みやすさ:★★★★☆

オススメ度:★★★★☆


六韜・三略 (全訳「武経七書」) / 守屋 洋

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司馬法・尉繚子・李衛公問対 (全訳「武経七書」) / 守屋 洋

先日の「孫子・呉子 」に次ぐ、第2弾。


違う書物になるのですが、流れとしては孫子に似たところが多い。


とは言え、繰り返す部分が自然と刷り込まれていく感じがするので


それはそれで良い。いわゆる、「原則」なのでしょうね。



昔の戦争の戦術の話が多いのですが、こういうのはアニメを交えて


動画で作ると凄いわかりやすいと思う。




読みやすさ:★★★★☆

オススメ度:★★★★☆

司馬法・尉繚子・李衛公問対 (全訳「武経七書」) / 守屋 洋
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昨年と今年のもの。



昨年(2006年 正月)


・世の中のためを思い、正義感をもって仕事に打ち込めば、

 同時に個人的な願望も満たされる。

・そのような人の将来は喜びにあふれ、また安定している。

・自分の努力ばかりでなく、目上の人からの援助も受けられ、

・財産も地位も思うままの出世ができるであろう。




今年(2007年 正月)


・志には油断がなく、熱心に自分の仕事に精を出しているけれども、

・いまだその努力は報われず、収入も得られなければ地位にもつけずにいる。

・それでも、もし夜明けを告げる鶏の声が聞こえれば。

 つまり、あなたの活躍すべき時が来れば、

・船が追い風を受けてぐんぐん進むように、思うままに成功を手にすることが

 できるであろう。




もちろん、全てが合っている訳ではありませんが、


自分で読んでみて、なかなか興味深い流れだと思いました。


来年も良い内容が出るように、今年の残りも頑張ろうと思います。



それじゃあ、またどこかで。。。 メタルスライム2メタルスライム2メタルスライム2




このブログの更新は、本日にて終了とさせていただきます


「本のレビュー」のみ、アップする予定です。



永らく、もしくは、短い間でしたが、ありがとうございました!



※引越しの予定はありません。



本日の弊社取締役会にて、経営陣の体制変更が決まりました。



9月から私が、代表取締役社長(COO)に、


そして中島会長が、代表取締役会長(CEO)になります。



引き続きご支援いただければ幸いです。




会社のスタッフで、数ヶ月前から同郷の彼と付き合い始め、


お盆休みにそれぞれの両親に挨拶に行くと行っていた女の子が


無事に帰ってきました。



「これ、お土産の いきなり饅頭 です!」



次の展開が読めそうなお土産でした。。。


うまく行ったようでよかったです。



「最高のサービス」と銘打ったムック本があり、


興味本位で目を通してみると、


ああいうのはダメ、こういうのはダメみたいな


「じゃあ、お前がやってみろ」と言いたくなるような


偉そうな専門的な意見がコンテンツによっては、チラチラ。



書く側も、何か通っぽい鋭い視点を持って、エッジを聞かせないと


読み物として面白くない。と思っているのかな。



サービスなんて、人それぞれ受け止め方が違うし、提供する側にも


バラつきが出てしまう。


それを自分の体験や考え方だけで、言いたい放題書いてしまうのは


それこそがマナー違反だと思った。



その点以外は、良くまとまっていて、参考になることが多い一冊でした。



最高のサービス〔セオリー〕vol.10 (講談社MOOK セオリー vol. 10)
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色々なパーツを組み合わせて、素敵な全体像を組み上げる。


パーツをたくさん持つことと、流れや役割を繋ぎ込むアイディア。


そして、絵が出来たら実現するための動き。



なんか、そんなことを色々やっている今日この頃。


新しい分野に触れると、とても勉強になります。





特に経営者のブログに多いのですが、


しばらく更新が止まっていて、久しぶりに更新するエントリーの冒頭。



「久々の更新となってしまって、申し訳ございません。」みたいな出だし。



別に謝る必要ないのに。どうせまた同じことが起きるわけだし。



連載モノの作家ではないので、そこまで誰も期待していないはず。


逆に言えば、そこまで止めていて、なんら問題が無かったのだとも言えます。



継続(しようと思っていて)できなかった自分が恥ずかしければ、


それは自分の中で消化すれば良いかと。


なんで、思ってもいないような謝罪を入れるのか。


懺悔を読んだから、「じゃあ、許してあげる」ということでもないし、


別に読み手が謝罪を求めているわけでもない。




ふと不思議に思いました。