牛久観光アヤメ園 2015年6月12日 | 徒然探訪録

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『牛久市観光アヤメ園』の花々が見頃を迎えていました。

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薄く色づいた紫陽花。

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この時期は、菖蒲や杜若と共に紫陽花も楽しむことが出来ます。

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河童もひっそりと花々を鑑賞しにきたようです。

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河童のこどもも子犬と遊びながら、開花を喜んでいる様子。

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およそ200種、1万本もの菖蒲や杜若が色とりどりに咲くのです。

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里山の風景に満開の菖蒲と杜若。

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唐衣着つつなれにし 妻しあれば 遥々来ぬる 旅をしぞ思う

在原業平と杜若の精との物語が思い起こされます。

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行く春の風過ぐる辺(ほとり) 
麗しき男(おのこ)のありけるに 
楽しくもしどけなき性(さが)に 
業もなく日暮らし彷徨ひき


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ああひなし日次ぎこそ同じ 
この月も退屈せざるにや 
花衣細し女(くわしめ)の二人 
其の日にぞたまたま逢ひき



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あはや あはや 美しなれや 
いみじきこと如何ばかり 
待ち侘びたる人の見付くるなれば 
然(しか)れども此れ左右無し


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何れ菖蒲か杜若 
夜さ見合ふ然るべきにこそはありけめ 
恋ひ詫ぶこと更にもあらず 
寄る人の見えぬもすべなけなくに


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敷き栲(たえ)の黒髪の艶に 
曇り夜の惑ひし指先の 
茜さす君の惚るる顔も 
射干玉(ぬばたま)のいと果敢無かりし夢


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あはや あはや いと辛きこと 
青き花の間に浮く月に問ふ 
あなや いと難(かた)きこと 
応へることも能はず


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何れ菖蒲か杜若 
憎き人如ならば去りやはあらぬ 
花を濡らし風に移ろふ 
兄の君(せのきみ)の心は夜露の如し


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何れ菖蒲か杜若 
うら恋し思ふ人よ幾許かなしや 
なれば去らむや遠つ国へ 
未だ見ぬ天雲の遥かなる国
(『何れ菖蒲か杜若』 millstones)



参考HP:『白翔會』