近藤勇の足跡を辿るー三鷹・調布③ー | 徒然探訪録

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近藤の人生は、この幕末という時代に、ただ、翻弄されただけのものだったのかもしれない。

だが、それでも、今でも、多くの人々の心をとらえて離さない魅力が、彼の、そして彼と共にあった新選組隊士たちの、生き方にはあるようだ。

そして、それは子孫の人々を介して、脈々と、受け継がれている。


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▲『撥雲館』前にある案内板(住所:東京都調布市野水1-6-8)
 『龍源寺』から野上公園方面へ5分程歩くと、『近藤勇生家』の斜向かい、左手に見えてくる。


近藤勇の養子である勇五郎は天然理心流宗家五代目を継ぎ、明治9年にこの『撥雲館』を開いた。
『撥雲』とは『暗雲を取り除く』という意味で、山岡鉄舟が命名したと言われている。

文久元年(1861)八月二十七日、府中武蔵総社六所官境内で、近藤の宗家四代目襲名披露野試合が行われた。

その地でこの十月十四日(日)、天然理心流勇武館と全日本刀道連盟による奉納演武が行われる。

【天然理心流奉納演武】
 会場:府中大國魂神社境内
 日時:平成24年10月14日(日) 13:30~
 開館時間:11:00~18:00
 見学料:無料
 お問い合わせ:井上源三郎資料館 TEL:042(581)3957

参考文献:『新選組隊士録』相川司著(新紀元社)
     『一個人 新撰組を旅する』(KKベストセラーズ)
参考HP:『日野宿本陣文書検討会』
    『江戸幕末ワンダーランド』
    『新選組のふるさと 日野(日野市観光協会HP)』