近藤勇の足跡を辿るー三鷹・調布①ー | 徒然探訪録

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近藤勇は多摩群上石原村(東京都調布市)の農民の出身で、幼名は勝五郎という。
江戸時代には士農工商という身分制度があり、武士以外の階級は苗字を名乗ることも出来なかった。
しかし、農家の中には『隠し姓』と呼ばれる非公式の姓を代々受け継いできた家もあり、近藤の生家は『隠し姓』を持っていて、それが、『宮川』といった。後の近藤勇はこの『宮川』家の三男だった。

彼が公式に苗字を名乗れるようになるのは、近藤家の養子となってからである。
 
武士に限らず、農家も商家も、長男が跡目を継ぐのが原則で、次男以下の将来は限られたものでしかなかった。

だが、この幕末という時代、社会秩序の緩みに乗じて、こうした若者たちは立身出世を夢見たのだった。

近藤も土方も…そして沖田、永倉、原田、斎藤、藤堂らも…

新選組に加入した者たちにはそうした者も多くいた。

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▲近藤勇生家跡

【近藤勇 生家跡】
 東京都調布野水1-6-8
 アクセス:JR三鷹駅から小田急バス車返団地行に乗り約20分、『龍源寺』下車徒歩5分
 バスの本数は意外に少ないので要注意。
  
 三鷹駅よりのバス時刻表
 平日:6:44//7:04//7:32/7:57/9:56/11:07/14:28/16:05/16:37/18:01/18:48/20:36
土曜:6:50/7:24/7:35/8:55/10:55/11:54/15:10/15:57/16:55/17:55/18:32
  休日:6:50/7:24/7:55/8:55/10:55/11:54/15:10/15:57/16:55/17:55/18:32
 龍源寺から三鷹駅行きのバスは一時間に三本くらいの割合で出ている。

参考文献:『新選組隊士録』相川司著(新紀元社)