種を蒔くに最適な時期
ということでした
夏の早朝の風物詩でもある
「朝顔の花」
この花を咲かすには
もちろん、朝顔の種を蒔きます
ひまわりの種を蒔いて
朝顔の花が咲くことは
ありませんよね
野菜も同じ
トマトにはトマトの種を
きゅうりにはきゅうりの種を
それぞれ蒔きます
仏教には
善因善果
悪因悪果
自因自果
と呼ばれる教えがあります
善の種を蒔くと
善の花がさき善の実りを得る
悪の種を蒔くと
悪の花がさき悪の実りを得る
今さいている花やなっている実は
他人がまいたものではなく
自分自身が蒔いたものである
という教えです
善、悪の種は
よく分かりますよね
しかし
自因自果は
ついつい
他因自果
の考えになりがちです
こんなひどい結果になったのは
○○のせいだ
自分はこんなにがんばっているのに
こんな結果は□□が悪い
種をまかねば
実はならず
ですが
どんな種を蒔くのか
(どんな種を蒔きたいのか)を
よくよく考えてみたいですよね
そして
さいた花やなった実に
感謝できる気待ちを
持ちたいものです
芒種に想う
其の弍