ガン細胞をも眠らせる
【WAO! 自然は天才博士】
講演で、出会ったネイチャーテクノロジー思考。完全な循環機能を持っている自然の神秘を理解しながら、少しづつ故郷と未来のことを考えてみる時間(コーナー)にしたいと思います
自然界の回復力や治癒力
生きて行くための細胞の進化って
ほんとスゴイ!
またそれらの発見がやっと最近分かったことも多いと考えるとまだまだ未知数の可能性があるんでしょうね
今回の記事の主役はほんとスゴイ!
ガン細胞を眠らせる生き物
ガン細胞を眠らせるということは
その間ガンは広がらないということなんです
日本に昔から生息している
ヤママユガという蛾の一種
秋に卵を産むのですが冬の間は卵の中で幼虫は眠っているそうです
細胞を眠らせる休眠物質『ヤママリン』を分泌することで細胞のかつどうを一時的に停止することができるんです
本来細胞にはDNAがあり細胞分裂のペースや限度がコントロールされていますが、そのDNAが異常となり際限なく分裂を繰り返しガン細胞となります
そこに休眠物質のヤママリンの力をもってガン細胞の活動を止める働きをされる研究が取り組まれており哺乳類のガン細胞の増殖を停止させる効果があることが分かったそうです
これは今までにない新しい方法だそうです
ガン細胞を除去したり、細胞を死滅させる方法ではなく自然界の当たり前の営みからヒントを得られたということ
これだけ技術が進歩した現代においても
人間の体の仕組みは判明されていないですし、自然界や宇宙の成り立ちなんてほんと未知数なことが多いんだとおもいます
一つだけ言えることは
自然な状態がいちばん良いんだということ
ヤママリンのDNAは冬場寒いときに活動をするのではなく暖かくなるまではじっと過ごすという自然界で生きて行く知恵をもっただけのこと
動物が冬眠するのと同じなんでしょう
それを考えると現代の人間の生活は
自然でないことが多いんだとおもいます
昔はなかった病気やさまざまな環境の変化は自然から不自然にしてきた証明とも言えるんじゃないでしょうか
自然界から教わることは数知れないことがよくわかりますね (^^)