基礎練習の効果が感じにくい。前編 | Code:Lily -Truth-

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こんばんは、みきこです。


前回は、
ずばりヴォイストレーニングは実践的ではないよ、というお話を書きました。

この理由は、
“呼吸法=腹式呼吸”よりも
“歌い方のテクニックに関するレッスン”がメイン
になりがちからです。



一流ミュージシャンが通うレッスンは未経験なので当てはまるのかわかりませんが、、、

素人でも気軽に通えるヴォイストレーニングというのは、
どうしてもビジネス要素が大きくなってしまうと思います。

だから、“通いやすい、続けやすい内容”を
提供しているのかなっていうのが個人的な印象です。


何かを練習したり勉強する時によくあることですが、
基礎を学んでいる時間よりも、実際に行動に移しているときのほうが楽しいですよね?


少しわかりにくい言い方をしました。



た・と・え・ば。


「よし、高校入学したら運動部に入ろう。」
    ↓

「準備運動からのランニング・・・まともに練習試合にも参加できない。」
    ↓

「やっとメンバーに入れてもらえる!

                  “これ” がやりたかったんだよー!!!」    



といった、新入生あるある。


伝わるでしょうか?


ようは、基礎よりも応用のほうが楽しいよね。
ましてや本番に挑めるなら申し分ないよね!みたいなイメージです。






基礎の中身は、本来のヴォイストレーニングにとって
「呼吸法」 が当てはまるんじゃないかなと思います。
そして例に出てきた“これ”は、ずばり「歌っている時間」ですよね。


不思議ですね。

音程の取り方だったり、発声の仕方だったり、
他にもいろんな“基礎”と呼ばれるテクニックは沢山あるのに。


でも「歌う」という意味での
本当の基礎は、何度も言いますが「呼吸法」なんですよね。


そう考えてみると、よくありがちなヴォイストレーニングというものは
基礎練習と言いつつ、やや本番に入った段階がメインになりがち。


まったく呼吸法に触れていない、という訳ではないのですが、
ちょっと物足りないかも。というのが個人的な印象です。


例の話を引っ張り出すなら、
「準備運動」よりもワンランク上の「ランニング」くらい?
いきなりランニングって、結構しんどいですよね。


この現実を目の当たりにして、

“ヴォイストレーニングに通えば大丈夫!”

なんて希望は、粉々に砕け散りました。


後編では、
じゃあどんな気持ちでヴォイストレーニングへ通ったらいいの!?
ていうか、通ってるべき!?という私の葛藤について語ってみたいと思います。


では!(* ̄Oノ ̄*)


みきこ


Code:Lily クロニクル(ナイトメア)