

「男の子」
みんな
ママが好き。
三つ子の魂百まで(みつごのたましいひゃくまで):
幼い頃の性格は、年をとっても変わらないということ。「三つ子」とは、三才の子供のこと。転じて幼い子をいう。「魂」が「心」「根性」「知恵」、「百」が「八十」「七十」「六十」に置き換わった表現があり、組み合わせによって多くの句がある。
注:
動物は可愛いものだが、好きではないひとがいるように、一般に可愛いと言われる子供を、苦手なひとはいるものである。とはいえ、子供を憎んでいるわけではないので、目の前にいれば、虐めることなく、普通に可愛がることができるものである。時折、職場に子連れでやってくる女性たちは、どんなに若くて綺麗でも、人前で子供の頭を叩けるモーレツ母さんだ。それだけに、大人の世界に連れられて、ウロウロしている子供は憐れである。というわけで、そうした子供をなんとなく構っていたら懐かれて、態度も厚かましくなってきた。もともと子供は苦手なので、子供の注意を母親に向けようと「ママが綺麗でいいね」と言ってみたところ、顔を真っ赤にはにかんで、大人しくなってしまった。子供の弱点がこんなところにあったとは、いやいや男の弱点かな、…という、意外と早い“マザコン”への目覚め。