

「お金」
あるべきものは、
あるべき場所へ。
整理整頓(せいりせいとん):
乱れているものをそろえ、正しく整えること。「整理」も「整頓」もともに、ととのった状態にするという意。
注:
その商品だけ買うつもりでお店に行っても、ついつい余計な買物をしてしまうことはあるものだ。とはいえ、時間や状況にゆとりがないと、余計な買物はできないものである。スーパーのチラシを見ていると、好みの味噌が“朝の特売”になっていた。平日午前に立ち寄る余裕はないものの、“味噌だけレジに持って行く時間”は取れそうだ。というわけで、味噌の代金をポケットに突っ込み、開店と同時にスーパーへ飛び込んだところ、立派なリンゴも特売だ。そこでリンゴ2つを引っ掴み、味噌を抱えてレジに並びはしたものの、開けた財布にお金がない。財布の裏まで漁りはしたが、100円未満の小銭だけ。そういえば、お札はスケジュール帳に挟むことにしたのだが、そのスケジュール帳は留守番だ。一時の気紛れで、収納場所は変えたりせずに、正統なあるべき場所に収納するのが良いようだ。思わぬリスクを背負い込みかねないよ、…という、財布は空だと存在感がないという紛れもない事実。