

「サウナ」
曇ったメガネ、も
オッサン、ぽいな。
馬には乗ってみよ人には添うてみよ(うまにはのってみよひとにはそうてみよ):
何事も経験してみなくては本当のところはわからないのだから、やりもしないで批判したり評価したりするべきではないということ。
注:
蒸し暑い一日とはいえ、湿度の緩急はあるものである。とはいえ、雨が降り出す直前の湿度は、最高潮になるものだ。工事のために“猫車”を押していた2人のオジサンが「サウナみたいだなー」と言い合いながら通り過ぎて行く。心の中で「いかにも」と頷きながら、スーパーに到着。またたく間に冷房でスッキリしたものの、帰りの自動ドアが開くと同時に、メガネが真っ白に曇ってしまった。この甚だしい湿度は、「例えるとサウナ」なのではなく、「実際にサウナ」だったのか。心で共感するだけでなく、経験を共にすると、通じる度合いが違うなあ、…という、オジサンへの絶大なる共感。
※猫車(ねこぐるま)…土砂や農作物などを運ぶための一輪の手押し車。ねこ車。ねこ。