

「羽化」
早起きする甲斐って、
あるもんだなあ。
槿花一朝(きんかいっちょう):
人の栄華のはかないことのたとえ。「槿花」はむくげの花。むくげの花は朝に花をつけ、夕方にはしぼんでしまうことから。
注:
いけない、いけない、と思いながら、習慣化してしまう行動はあるものである。昼夜逆転の生活リズムを改めるべく、些細なことから行動開始。「ぼんやり目覚めたら、屋外に出る」ようにしたところ、まだまだ時刻は夜明け前。その薄暗がりの中、何かが小枝に垂れ下がっているのに気が付いた。街灯を頼りに観察すると、まさに蝶が羽化しているところである。時間を追って観察したところ、アゲハになって、夜明けとともに飛び去ってしまった。早起きした恩恵に、こんな経験が出来るとは。朝型リズムも、蝶とともに飛び去っていなければいいけどね、…という、はかない命&明日への期待。