

「ほんとに?」
動物好き、って
ほんとかなあ?
大疑は大悟の基(たいぎはたいごのもとい):
大いに疑問を持つことが、後に大きな悟りを得るもとになるということ。疑問のないところに悟りはないこと。「大悟」は「だいご」とも読む。
注:
動物が好きなひとは、ペットを“犬畜生”とは思えず、まるで人間のように愛でてしまうものである。とはいえ、食事はペットの健康を考え、人間と同じものを与えることはない。しかしながら、食事の器は、ペット用のちゃちなプラスチック製ではなく、立派な磁器だったりするものだ。そんなとき、動物好きで知られるお寺の住職が、飼い猫にエサを与えているところに出くわした。スプーンですくったカリカリを、なんと!そのまま地面に置いてしまった。広い境内に20匹も飼うとこうなるのか、犬畜生への慈愛だからそうなるのか、凡人には謎である。悟りの境地は遠い道のりのようだなあ、到底まねできないわ、…という驚き。