

「援助交際」
お食事から、
おやつまで。
老いたるを父とせよ(おいたるをちちとせよ):
老人は父のように思って尊敬せよ、ということ。
注:
長い人生、学校や職場などで、かわいがってくれる年上の方に出会うことがある。相手の個性によっては煩わしいものだが、それでも無償の愛はありがたいものだ。ましてや、フィーリングが合うならば、そのご縁はかけがえのないものである。かつての上司も子育てを終え、悠々自適な年金生活に移行していく中、お昼のランチに誘われた。ホイホイ付いて行ってご馳走になったところ、「食べきれないから」と高級お菓子のお土産(みやげ)まで渡された。冷静に過去を振り返っても、恩があるのは我が身である。これではまるで、援助交際だ。たまには「お元気ですか?」の電話くらいして、恩に報いねばならないな、このまま恩を受けるだけではダメだ、…という間接年金生活者としての嘆き。