

「中蓋(なかぶた)」
あっ、
大量に入っちゃった。
彼方を立てれば此方が立たず(あちらをたてればこちらがたたず):
両方が納得するような、また喜ぶようなことをするのは難しいということのたとえ。双方の体面が傷つかないようなことをするのは困難なことであるという意味。
注:
ちょっと濃い味付けにしようと、調味料を追加することはあるものだ。サジやカップで計量すれば、正確に投入できるものの、ビンやボトル入りだと振りかけざるを得ない。しかも、中蓋の穴が小さいと、ビンを振る手にも力が入る。…と、そこで中蓋が外れ、鍋にドカン。ビンの中身が、大量に投入されてしまった。出来が悪くとも、間に入る役目って、大事なんだな、そういう人は中蓋だと思って大事にしよう、…という日常からの学び。