

「医者の説明」
惚れてるのは、こちらのほうで、
惚れられてるかは、わかりません。
一期一会(いちごいちえ):
一生に一度だけ出会うこと。一生に一度の貴重な出会い。本来は茶道の心得から出た言葉であり、その日の茶会での出会いは一生に一度しかないのだから、それを大切にして誠実な心で人と接するべきだということ。「一期」は、仏教用語で生まれてから死ぬまでという意味。「一会」は、主に法要などで一つの集まりや会合のことをいう。
注:
ペットを病院に連れて行くタイミングというのは、考えると難しいものである。微妙に調子の悪そうなときは「もう少し様子を見よう」と思い、本格的に悪いときは「今連れて行くのは、却って可哀想だ」と思い、やや回復してきたときは「これで大丈夫かもしれない」と思う、からである。そうこうするうち、ペットの食も体重も落ちて、焦りはピーク。原因が“傷病”か“老化”か確かめるべく病院へ駆け込んだ。「この子の大好きな飼い主さん…」という医者のサービストークを聞きながら、明日の心配をするよりも今・今・今を大事にしてやらないといけないよな、…という反省を込めての、惚れた弱み。