

「決定的瞬間」
これは、
口で説明しても伝わらない。
無念無想(むねんむそう):
いっさいの妄念を離れた無心のさま。あらゆる雑念がなくなり心が透明になるさま。仏教で無我の境地に入りすべての想念から離れること。
注:
いつもなら「ダメだ」と諦めてしまうところを、ほんの一瞬の瞬発力で、その危機を回避できることがある。日常使いの急須やティーポットは、使い勝手の良く工夫されているものがある。そうした場合、“フタ”と“茶こし”だけプラスチック素材で、割れにくくなっていたりする。手元が狂い「しまった!」と思った時には、“フタ”が床へ直撃。素材がプラスチックなだけにポーンと跳ね、そこを両膝の間でキャッチ。「神業(かみわざ)だ!」と思ったのも束の間、我が“立ち姿”に爆笑。話すのもちょっと恥ずかしいが、説明したところで面白いわけでもないか、…という、邪念なきエピソード。