

「暖をとる」
それは、ちょっと、
間違ってると思う。
冬来たりなば春遠からじ(ふゆきたりなばはるとおからじ):
今は不幸な状況であっても、じっと耐え忍んでいれば、いずれ幸せが巡ってくるというたとえ。寒く厳しい冬が来たということは、暖かい春が目の前まで来ているということから。
注:
暦(こよみ)上は春になったとはいえ、一年で最も冷え込むこの季節。火を使うキッチンでさえ、例外ではない。そのため、「湯沸かしのために点火したなら、その火にあたってもいいじゃない?」と、手をかざしてみたところ、これがとても暖かい。しかしながら“絵的に”とても不自然である。それもそのはず、キッチンは“手を使う”ところで、“手を遊ばせる”ところではないのである。上手い下手は別にして、料理=仕事なんだなあ、“台所(だいどころ)仕事”って言うもんね、…という親への感謝。