

「なくていいもの、もある」
珍しいこと、って、
いつも嬉しい気分になるわけじゃないんだな。
水母の骨(くらげのほね):
ありえない物や、非常に珍しいことのたとえで、水母には骨がないことから。
注:
めったに電話をしない相手から、かかってくることがある。それがお金を貸した相手だと、返金連絡ではなく、追加貸付のためだろうと訝ってしまうのは、致仕方ないことだ。「元気?」から始まった会話は、相手の吃音が尋常ではなく、病気ではないか問おうとしたところ、電話の回線状態まで悪くなってきた。こちらの近況を知り、納得したのか、電話は無事に終了。しかしながら、「病気?」「後日、押しかけて貸付依頼?」「まさか自殺?」…と、こちらの妄想は膨らみ、翌日になっても暗澹たる気分。コミュニケーションは、頻度も内容も“軽め”が良いようである。どうぞ妄想は当たりませんように、…という秘かな願い。