

「在宅確認」
はいはい、いますよ。
よろしくお願いします。
米の飯が天辺へ回る(こめのめしがてっぺんへまわる):
すっかり贅沢になってしまうという意味。お米が貴重品で今のように毎日は食べられなかった時代のことわざ。贅沢に慣れてまっとうな判断がつかなくなっている状態の例え。
注:
小売店が衰退する一方、郊外型の大型スーパーは大流行だが、そこへ行くには車が必要である。ファミリーカーのない家庭にとって、重たい買い物は「水汲みに片道○時間かかる国」と同じく“労役”だ。ここで活躍するのがインターネット通販。30㎏のお米だって玄関先まで届けてくれる。とはいえ、さすがの宅配業者も“在宅確認”して運んできた。プロをも悩ます“労役”なのである。米30㎏という量も圧巻だが、お米への有難みを再認識するなあ、感謝感謝!のひとコマ。