豚肩ロースを赤ワインとバルサミコでコトコト。ホロっと崩れる豚肉と、プルーンの甘酸っぱさにシナモンの風味がアクセントの煮込み料理。
塩胡椒での味付けでいいのですが、今は新米の美味しい季節なのでお醤油も少し使って、ご飯にも合うお味に。こういう時に、自分の味覚ベースは和食なのだと感じます（笑）
煮込んだら一度冷やして余分な脂を取るひと手間で、ガッツリ食べてももたれない（ガッツリ食べなくてもいいのだけど…笑）
薬膳ポイントはこちら↓
■豚肉…気を補い、精・血・津液などの身体に必要な水分を補って臓腑を潤す。
■プルーン…渇きを癒す潤燥、血流を良くする働きもあり。
■ワイン…血の巡りを活性化、身体を温めリラックス効果。
■酢…血流を良くして瘀血（血の滞り）を取り除く。
■シナモン…内側から温め、陽気を底上げ。「気」や「血」を補いたい時に少量使うと効果を高めます（効果が強いので、使い過ぎには注意＆妊婦さんNG）
そして文献によって多少異なりますが、プルーンや葡萄を皮ごと使って作る赤ワインには、血を補う力もあるんじゃないかなと思います。
潤いや血を補い、寒さに対応しながら血巡りを良くする組合せに。女性にとってどんな年代でも大切な「血」。充分な量や巡らす力に加えて、「冷え」を解消することも血巡りのポイントです。
血がちゃんと巡らないと、肌艶も悪くなるし、生理トラブル出る。心身に栄養が行き渡らず、精神不安定、不眠にもなってしまう。あー嫌だ！笑
自分の状態を知るには舌チェックも有効。中医師の先生が言うには、本人が自覚している症状より舌は本質を表しているのだとか。
舌の色が薄い（苔ではなく舌そのもの）のは「冷え」または「血不足」。舌の裏に青黒い静脈が浮き出ていたら、血流が滞っている「瘀血」のサインかも⁉︎さぁ、鏡の前でチェック！
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