ママの笑顔がふえるココタネサロン主宰
愛とキャリアを両立する 働くママの心理学
春木めぐみです。
思春期のイライラ、どこまで許したらいいの?!
木曜日21時半~は、インスタライブでお悩み相談室。
今日のお悩みは、思春期ママからのご相談です。
「中学生の兄が、イライラして妹に八つ当たりをします。
思春期は感情の起伏がはげしいもの。
過剰に注目せずにスルーした方がいいときくけど
妹たちをみると、理不尽な気がしてしまう。
このまま思春期が過ぎるのを待てばいいの?
今できることはありますか?」
ご質問ありがとうございます。
子育てのお悩みには、2つのSTEPがあります。
ひとつは、子どもの課題。ふたつめは親の課題です。
今日もわけて考えていきましょう~。
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課題①こども。きょうだいへの意地悪は、勇気不足のサイン
子育てのお悩みは親と子、それぞれの課題にわけて考えます。
まずは、子どもの課題。
思春期でも、そうでなくても、きょうだいやお友達への意地悪は、勇気=心の元気、が不足しているサインです。
いじめられる子に問題がある、と考えるのは昭和まで。
いじめる子、意地悪する子に、「目的」があると考えます。
分かりやすいように4つにわけるとしたら、どの「目的」が近いと感じますか?
①支配したい
②主導権をにぎりたい
③自分を守りたい
④正義感を発揮したい
きょうだいへの意地悪という「行動」と、心の奥にある「目的」わけて考えると
子どもの「目的」を満たすために、親が手伝えることは何でしょうか。
課題②親。どうして許せないのか?
ふたつめの課題は、親自身の心と向き合うこと。
妹への意地悪が、どうしてイヤなのでしょう?
「そんなの当たり前、意地悪はアカンやろ」と正論を掲げたくなる時はヤバい!
自己理想(こうあるべき)に縛られて、周りが見えていない=視野が狭くなって
無意識に価値観の押しつけをしちゃってるかもしれません。
「みんなと仲よくするべき」
「下の子に優しくするべき」
「上の子は面倒みるべき」
みたいな自己理想が、強ければ強いほど、下の子に意地悪する子どもをみた時に、心が揺さぶられます。
つまり、心が揺さぶられてイライラモヤモヤする時は、心の奥にある自己理想(こうあるべき)に気づけるチャンス。
気づけたら、ゆるめたり、捉え方を変えたりできるから。
気づけずに「当たり前でしょ」「普通やん」で終わってしまうと、何度も同じことを繰り返します。
今回は、長男から妹への意地悪という形で。
ほかにも、上司から同僚への意地悪や、姑から自分への意地悪とか、似たようなケースで感情が振り回されてしまう。
だから、今回のチャンスに、自分の価値観=自己理想(こうあるべき)を見直したいです。
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