ママの笑顔がふえるココタネサロン主宰
愛とキャリアを両立する 働くママの心理学
春木めぐみです。
不登校、発達凸凹、行きしぶり…新学期が不安なママへ
春休みは新学期にむけて、学習面の準備が忙しいですね。
環境が変わると、心の元気をいっぱい使うだろうから、心の充電もしたいところ。
普段なにげなく使っているママの言葉は、影響力絶大だから
子どものヤル気と自信を育むシーン別の言葉かけ集をつくりました。
「転校したい…」新4年生の不安
わが家の三男くんは、新4年生。
「転校したい…」とボヤくようになりました。
診断はついていないですが、成長はゆっくり。凸凹はありつつ3歳~7歳くらいの感覚です。
3年生の1年間は、友達の成長スピードと、三男くんの成長スピードの違いが大きくあらわれて
勉強だけでなく、友達関係でのトラブルが、めっちゃふえてきました。
お友達が何気なく言う言葉に傷つき、反発して、手がでてしまう。
勉強で勝てない分、お友達をバカにしたような言葉を使ってしまう。
「転校したい…」は、今の環境に不安があることの現れなのかなぁと受けとめています。
まずは不安をうけとめること、そして、先生と連携をとっていくこと。
何が正解かわからないけど、三男くんが自分らしくいられるためにできること、いろいろやっていきたいと思うのです。
大人になった時、思い出せるように
私や先生が、こうして三男くんを想っていることを、三男くんは忘れながら大人になります。
心のしくみとして、ポジティブな記憶より、ネガティブな記憶の方が長く残りやすいので
大切にされた思い出は、友達トラブルや、勉強でのつまづきなど、ネガティブな思い出に上書きされていくかもしれません。
大人になった時、確かに大切にされたな、と思い出すカギになるのが「言葉」。
私たちは、大人になるにつれて、感覚よりも言葉で認識していくので
「大切にされた言葉」が多ければ多いほど、愛された記憶を思い出しやすいです。
だからこそ、思春期に向かう今「言葉」を大切にしたい。
今回のプレゼントには、そんな願いを込めています。
不登校、発達凸凹、みんな違ってみんないい!
ありきたりな言葉だけど、心の底から思えているかというと、やっぱり違いがあると警戒したり、不安になりますよね。
私たちの心は「知らない」ものは、怖いもの、異質なものとして抵抗が起きるようにできています。
だからこそ、声に出して子どもたちに伝えていくことが大切。
「みんな違っていいんだよ」「みんなと同じでなくてもいいんだよ」「みんなと違うあなたが素敵なんだよ」
今回の声かけ集が、あなたと子どもさんの心の距離を近づけるものとなりますように。