愛とキャリアを両立する 働くママの心理学
春木めぐみです。
集中力がなく、忘れ物が多い子ども。
つい先回りして、あれやった?これしたら?とアドバイスしてしまいます。
アドバイスはよくない、とめぐみさんい言われたけど
私が言わなかったら、子どもはずっとやりません。
どうしたらアドバイスをやめられますか?
・・・・・・・
ご質問ありがとうございます。
私が「アドバイスしないでね」とママたちにお伝えするのは
「求められないアドバイスをしないでね」という意味です。
「〇〇を教えて」とアドバイスを求められたら、感じてることをお伝えしたらいいと思う!!
今日は、アドバイスをやめたい人のために、3つのお話をしますね。
【1】言わないとやらない問題どうする?
子どもが言わないとやらないということは
ママが言ったらやるルーティーンになっているかもしれません。
もともと、ペースがゆっくりな子に、ちゃきちゃき先にやりたいママの組み合わせだと
子どものゆっくりさを強化することになりそうです。
このままアドバイスし続けると、ママの思惑どおり「言わないとやらない子」=「ママが言った時はやる子」にスクスク育ちそうです。
もし、自分からやる子になってほしい=ママが言わなくてもやる子にしたいなら
アドバイスをやめて、彼女のペースに任せませんか?
ママのタイミングとは違うだろうけど、困ったら自分からやると思います。
【2】アドバイスしすぎは、自分を嫌いになる子育て法
アドバイスされるのって、嬉しいですか?
私の話ですが、長男の出産後、アドバイスしてくれるママ友がいたんです。
私が乳腺炎体質で食事制限をがんばっていたら「そんなに気にするから乳腺炎になるんじゃない、気にしなければいいのよ」というアドバイス。
私、嬉しかったと思います?
ぜんっぜん嬉しくないし、この人と仲よくしないでおこうと思いました。
アドバイスをしている方は、悪気はなくて、よかれと思って言ってくれてますよね。
でも、される側からみると、批判だったり怒られてるような感覚もあります。だって否定されているんだもん。
批判される、叱られると自己嫌悪になりませんか?
こんな自分ダメだなって。
ということはですよ、アドバイスしすぎることは「自分を嫌いでいなさい」と言っているようなもの。
できたら自分を好きでいてほしいよね、自分を好きって最高のプレゼントだと思います(子どもにとって)
批判される、叱られると自己嫌悪⇒嫌いになれ!と言っているようなもの
【3】アドバイスしたい心と向き合う
子どもが〇〇だから、アドバイスをしている、と考えがちですが
アドラー心理学では、すべての言動には建設的な目的がある、と言われています。
子どもが〇〇なのは、きっかけ。
未来に得たい目的(メリット)のために、アドバイスという行動を選んでいます。
だから、アドバイスだけやめようと思うと苦しいはず。
アドバイスをやめるのではなく、未来に得たい欲求を満たすと
あなたはアドバイスする必要がなくなります。
したいとも思わないから、ガマンせずに自然とやめられます。
目的はズバリ「優越でいたい」ではないでしょうか。
子どに負けたくない、親として優位でいたい、尊敬されたい。
のような欲求が高い時は、アドバイスを抑える前に、欲求を満たすことが先です。
優位でいたい、負けたくない、という意欲自体は、とても素晴らしいことです。
自然と自分からわいてくるようなら、才能の一つですよね。
だけど、子育てでやらないで。
子育ては共存と協力の場所。子どもをサポートするのが第一優先です。
あなたが負けたくないなら、競争の場所で。
あなたが優越でいたいなら、自分の人生で。
子育てではない場所で、自分の欲求を満たしていくと、子どもの前で「優位でいたい」「負けたくない」「バカにされたくない」は
感じなくなっていきますよ~。
勇気をだして、自分のやりたいことに目をむけていきませんか?
【おまけ】私の話にザワザワする時は
頭ではわかるけど、やっぱりアドバイスしちゃう、とか
そもそも私の話に責められてる気がしたり、傷つく感覚があるようなら
心のクセ(思い込み)があるかもしれません。
心のクセは、ひとりでは気づけないので、カウンセリングやセッションでお声かけくださいね。
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