愛とキャリアを両立する 働くママの心理学。
ママが笑顔になるコミュニティ
ココタネサロン代表の春木めぐみです。
子どもを預けて出掛ける、仕事に行く時。
「親の都合でこの子にかわいそうな思いをさせている」と
罪悪感で苦しくなる時ありませんか?
長男が小学校に入った頃。
「●●くんのお母さんは、働いてないんだって!家にいるんだって!」と、興奮して話してくれたことがありました。
ギクっ!ヤバ!
もうこの話したくない…私はザワザワしました。
保育園時代は、「ママは働くもの」が当たり前だったから
みんなも働いてるし、うちだけじゃないし、と思えたけど
小学校に入ると、パートや専業ママがいて、ものすごく子ども想いで、子ども中心の暮らしだったりします。
でも、春木家は違う。
私が仕事すきなばっかりに、長男に寂しい思いをさせてる、申し訳ないな…
という罪悪感とともに
「お母さんが働いてて寂しかったから」と、グレたり引きこもったりしたらどうしよう、恨まれたらどうしよう…とザワザワしたんです。
え?恨まれる?
何それ?
ノートに自分の気持ちを書いてたら気づいたんですね。
***
私は長女です。
2つ下の妹がいて、小さい頃を思い出すと、母が妹を抱っこして、私をみおろしているシーンが思い浮かびます。
母によると、妹はベビーカーにのり、私はベビーカーをもって、母と一緒に押していたらしい。
母にとって、私は比較的育てやすい子で、妹は吃音もあり心配な子だったそう。
妹を守らなくちゃ、という想いが、実は今もあります。
ハッキリ覚えていないけど「妹をよろしくね、守ってね」と言われたのかも。
イメージしようとすると、涙がでそうになります。
甘えたいけど甘えられない寂しさが、ずっとあったんだろうな。
寂しさを超えて、恨みになってるんだなと気づきました。
***
母は母、私は私、息子は息子。
私が小さい頃、母に感じた寂しさを、息子が感じるとは限らない。
私は今もなお、恨みとして残ってるけど、息子が同じとは限らない。
迷ったら、いつもこの問いかけ。
「私はどうしたいんだろう」
***
私は仕事が好きなんですよね。
好きに理由はないというか、おもしろいんです。
だから息子に言いました。
「あなたがゲーム好きなように、お母さんは仕事が好きで楽しいんだよね」と。
息子は「知ってるー」と。
そうだよね、私以上に私のこと分かってるよね、子どものほうが。
でも、あなたのことが大好きで、あなたのやりたいことを応援したい。家族の時間は、何よりも大事。
でも、仕事に夢中になりすぎる時もあるのよね。
ごめんね、でも、お仕事させてくれて、ありがとう。
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私が、息子を「かわいそう」だと思ったら、掛ける言葉は「ごめんね」の一択。
私が、息子を「大丈夫」と思ったら、掛ける言葉は「ありがとう」になる。
家族だから迷惑をかける時もあるし、かけられる時もあるけど
私は、「ごめんね」より「ありがとう」が多い方がいいな。
私の生き方や、夫との関係性から、3人の息子たちが何を学ぶか分からないけど
「家族でいてくれてありがとう」が残るといいな。
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長くなりましたが、両立のコツは、子どもを「かわいそうな子」にしないこと。
私たちの働く姿から、何か学んでくれるはず。
だから今日も、楽しく働こう!
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