ママが笑顔になるコミュニティ
ココタネサロン代表の春木めぐみです。
*プロフィールはこちら*・・・・・・・・
思い出すだけでムカムカする!
子育ても仕事も、理不尽なことってありますよね~。
しかも、疲れている時に限って、重なったりします。
今日は、ムカつく相手にムカつかなくなる、最強の方法をお届けします。
できたら、ノートとペンを使って、書き出すとより効果的です♪
1.相手の言動と自分の感情をわける
ムカムカする出来事を①相手の言動②自分の感情③どうしてほしいのか、3つにわけて表現します。
自分の感情とは、「どう感じているのか?」です。
たとえば、「夫がフキゲンでイライラする!責められてるみたい!」であれば・・・
相手の言動は、相手が発した言葉や行動だけを、シンプルに書きます。
自分の感情は、ムカムカを分解して、「どう感じているのか?」を表現します。
自分の気持ちを言葉にしたことがない人は、「ムカムカ」や「モヤモヤ」、「イライラ」のような曖昧な表現になるかもしれません。
その場合は、何度か「どう感じたのかな?」と問いかけたり
「悲しい?悔しい?みじめ?」など、感情をあらわす言葉を、自分に投げかけてみてくださいね。
自分の感情を言葉にして、「そう感じているんだな」「そうしてほしいんだな」と分かると、ムカムカは小さくなっていきます。
2.相手の課題と自分の課題
「課題」とは、最終的に責任とること、です。人は、自分の課題は自分で何とかできるけど、他人の課題はどうすることもできません。
ムカムカしている時は、「自分の課題?相手の課題?」と、分けることで、気持ちが落ち着く時があります。
先ほどの「夫がフキゲン」であれば・・・
相手の感情や、相手があなたに何を思うかは、【相手の課題】です。
「夫のフキゲンを、私が何とかしなければ」と感じるのだとしたら、【相手の課題】に踏み込みすぎ。
「夫の機嫌は、夫がなんとかする」と、割り切ってOKです。
もしかしたら、あなたはフキゲンのきっかけを作ったかもしれない。
だとしても、フキゲンのままでいるか、機嫌をなおすかは、夫の課題だから、夫にお任せしていいのです。
「どうせいつかゴキゲンになるから」と思ってみると、イライラが和らぎませんか?
3.それでも困るなら「共同の課題」にする
相手の課題は相手に任せる…とはいえ、こちらにも迷惑がかかる時もありますよね。姑が勝手に家に来る、子どもが散らかし放題で片付けない…などは、困る案件の代表例です。
そんな時は、「共同の課題」として協力のお願いをします。
・突然来るのは困る
・事前に連絡がほしい
など、困っていることと、どうしてほしいかを相手に伝えるのです。
ここで感情をぶつけてしまうと、相手を責める圧がかかり、反発されてしまいます。
自分の感情は、自分で整理したうえで、相手が受け入れやすいように伝えます。
姑があなたのお願いを受け入れるかどうかは【相手の課題】なので、NOが返ってきたら、NOを受け止めるのがポイント。
人は、自分の感情を尊重してくれた相手を信頼しやすいです。
信頼をためて、再チャレンジすると、受け入れてもらう確率があがります。
まとめ:ムカつかなくなる方法
①相手の言動と、自分の感情をわける
②相手の課題?自分の課題?
③それでも困るなら「共同の課題」
②の考え方を、アドラー心理学の【課題の分離】といいます。
②と③はセット。
②で課題を分けるだけだと、放任になりやすく、一時的にはよくなるけど、またムカムカがやってきます。
だけど、②③を繰り返し行い「協力しあえる人間関係」ができていれば、カチンと頭にくることがあっても、補いあえるのです。
ムカつかなくなる最強の方法は「協力しあえる人間関係」をつくること。
相手から作ってくれたらいいけど、相手が動くかどうかは相手の課題。
自分から協力しあえる人間関係を作るかどうかが、あなたの課題です。
今日もあなたの心が軽くラクになりますこと、お祈りしています。
子育ても仕事も、自然体でうまくいく!3つの魔法プレゼント