ママが笑顔になるコミュニティ
ココタネサロン代表
がんばらなくても自然体でうまくいく
"きもち日記"メソッド考案者
春木めぐみです。
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子育てが山登りだとしたら。
山頂は、子どもが自立する時。
あなたは今、何合目くらいを歩いていますか?
私は長男が生まれた時は、抱っこしてオドオド歩いていました。
これでいいのかな、間違えてないかな、変に思われないかな…。
周りをキョロキョロして、いつも何か不安でした。
3歳ごろまでは抱っこ。6歳ごろまでは手をつないで。
先がみえないまま、必死に歩いていた頃がなつかしい。
今は、長男が15歳(高1)なので、山登りの中盤。
もう長男はひとりで歩いていて、友達が周りにいます。
だけど実は、6合目くらいで、長男は立ちどまりました。
小学5年生の時、学校に行けなくなったのです。
私は焦りました。苛立ちました。
ここまで勇気づけ子育てをして、順調にきたのに、
こんな仕打ちをしやがって!という気分。
ほかのお友達は、ぐんぐん登っていく。
うちの子だけ、つまづいて動けない。置いていかれる。
どうやったら学校に戻れるのか、問い詰めたり怒鳴ったり。
感情をおさられない自分が悲しかったです。
子育てという山を登っていると
人と競わせて、追い立てるように山を登らせたり、
子どもの手をひっぱって、最短ルートを選ばせてしまうことがあります。
だけど、自立に向かう道は、メインの「学校へ行く」だけじゃない。
細い道になるけど、フリースクールもあるし、自宅学習もある。
学ぶだけならオンラインでも充分。
自立とは、自分で考えて決めて行動していくこと。
学校へ行くか行かないか、
子どもが自分で決めることは
自立に向かう道、そのもの。
子育ては、ハイキングのように
仲間や家族と風景を眺めながら
充電の時期があったっていい。
遅かれ早かれ、子どもはどうせ、自立に向かって成長し続けるから。
そう思えると、私はとってもラクになりました。
そして、「勇気づけ」の原点にたちもどり、【ヨイだし】をしました。
ダメ出しの逆をしたのです。
ギクシャクしていた親子関係が、穏やかに戻りました。
小5~6年の約1年、1/3しか学校に行けなかった長男は
いろんな選択肢をためして、もとの学校を選びました。
高校生になった今も、
時々休んで充電するのが、彼のペースです。
彼は彼のペースで、自立の道を進んでいる。
私は今も6合目くらいで立ちどまり、彼の後ろ姿をみあげています。
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