こんにちは。

アドラー心理学・勇気づけ親子心理学講師 春木恵です。


子どもや夫に「もっと〇〇だったらいいのに・・」と思うことありませんか?

・もっと手伝ってくれたらいいのに

・もっとおとなしくしてくれたらいいのに

・もっと食べてくれたらいいのに

・もっと兄弟仲よくしてくれたらいいのに…



オギャアと産まれた時は、それだけで感謝いっぱいだったのに、成長とともに増えていくのが「もっと〇〇」。

これって、「期待」の裏返しなのです。

もっといい子に育ってほしい、という母の愛。

だから、キリがないんですよね。


だけど、「もっと〇〇」が増えると、子供の「よいところ」が見えにくくなるから要注意。

自然とダメ出しも増えてしまうのです。

子供へのダメ出しが増えると、子供からダメ出しが返ってくることもありますよね。

子供はママの心を映す鏡だから。




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以前「勇気づけお話会」に参加されたママから、こんなご感想をいただきました。

「よいところを見つける」。

これは、子どもや主人だけでなく、関わる人すべてにあてはまると思いました。

つい、「じぶんから見て」「じぶんの感情をまじえて」相手をみてしまいますが、よいところというより、本質をそのまま受け止めて接したい、と思いました。

じぶんに対する勇気づけもできたらいいな、と思いました


-0歳児ママ(20代)



本当にありがとうございます♪

じぶんへの「勇気づけ」も、大切ですよね。

毎日ごはん作っていること、お洗濯、お掃除…。

すべて「あたり前」ではありません。

体が元気で、子供や夫に愛があるからできること。「よいところ」です。



「勇気づけ」は、ダメなところを指摘するのではなく、よいところを見つけて、言葉にしていくこと。

何か特別なことではなく、あたり前のことでもいいんです。

・生まれてきてくれて、ありがとう

・朝、元気に起きれたんだね

・学校おつかれさま



など、たわいのないことが「勇気づけ=心が元気になる関わり」です。



「ダメ出し」は親子関係がギクシャクしますが

「ヨイ出し」はであったかい雰囲気を作ることができます。




頭でわかっているけど、つい「ダメ出し」してしまう。

イライラをとめられず怒鳴ってしまう…。

というあなたは、もしかしたら心のねっこに、こんな想いがないかしら?

「もっと私がいい子育てしなければ、今の子育てではダメ」

「もっといい子にならなければ、この子は今のままではダメ」




誰もが、心のねっこに悪魔をもっています。

無意識に、自分への子育て、子供の今の姿に「ダメ!」と、悪魔がささやく時、

子供に「もっと〇〇ならいいのに…」と、期待という仮面をかぶった「ダメ出し」が増えていくのです。




次回の「勇気づけお話会」は、「叱らない勇気」。

「叱る」をやめられない、ママの心のねっこに向き合っていきます。

残席1組ですよ~

★叱らない勇気で、家族がニコニコになる「勇気づけお話会」


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保育スタッフがおりますので、お子さま連れでも安心してお越しいただけます。

「勇気づけ」で、あなたの育児が穏やかになりますように。



ママが見てくれた=認めてくれた=ボクには才能がある!

という、子どもの心は、こちらの記事もご参考にしてくださいね

http://ameblo.jp/cocotane-blog/entry-12034754266.html



「ヨイ出し」をはじめとした「勇気づけ」は、こちらのメール講座でお届けしています。

★3ヶ月で怒るママから穏やかママになる!2歳~8歳の自信を育む勇気づけ子育て