先週末は大阪市内でのクライアント様との打ち合わせを終え、一路京都(娘の一人暮らし先)に向かいました。
大阪〜京都と近いと言えば、ちょっと久しぶりの夜の京都。まだジトッと暑いですが、古都らしい風情はあります。
↓鴨川べりから撮った京都南座(なんかiPhoneのカメラ設定を変えまくったら、いい感じの写真が撮れました!)
さて京都を歩くと古い町屋をフルリノベーションした一棟貸しのホテルをよく見かけます。
どんな室内なのかな?とサイトで見てみると、和のしつらいを活かした空間。
古都京都という土地ならではの、和の要素が多めの和モダン空間です。海外からのお客様勿論のこと日本人である私たちも喜び感激する空間ですよね!
ホテルの和モダン空間は、まさに和室サロンのお手本になります。
ホテルライクな和モダン空間にするためのポイント
ベースとなる空間そのものは、欄間・障子・床柱などの和室ならではの建具や造作物はそのまま残す。竿縁などの和天井を布などで隠そうと思われるサロンオーナさんも多いですが、ホテルの和モダン空間では天井もそのままです。
家具は木や竹・籐などの自然素材を使ったモダンデザインのものを、数を絞り厳選して置く。デザインがシンプルな分、素材は本物志向で。木目のプリント合板などはNGと言えます。
照明は雰囲気のある和モダン空間を演出していく上で、とても大切なアイテム。複数の間接照明によって、空間に陰影のコントラストつけ奥行感を出すことがポイントです。
小物などの飾りについては、正直とても難しいです。山水画が描かれた掛け軸など掛けちゃうと、途端に田舎の実家感になってしまう・・・。
そこで救世主となるのが、グリーンです!笹の葉のような葉の形のシュロチクやケンチャヤシや、ふさふさと優し気でこんもりしげるアジアンタムとかがおすすめです!
シュロチク
ケンチャヤシ
アジアンタム
床の間はドウダンツツジとかの枝ものが、サマになります!
ドウダンツツジ
和室サロンのオーナー様の中には「サロンができる空き部屋は残念ながら和室しかなくて・・・」「本当は和室を洋室にリフォームして、サロン部屋にしたかったのですが・・・」と、和室でのサロン空間づくりをちょっとマイナスに捉えられている方も少なくはないのですが・・・
和室でも非日常感のあるサロン空間は作れますよ!他店の殆どが洋風のサロンインテリアだから、素敵な和モダンサロンはそれだけで差別化になりますよ!と大いに言いたい難波です(^^)v
お客様に「また来たい!」と感じてもらえるサロン空間にミラクルチェンジ。ワンランク上の空間で他者と差別化で集客率UPをお約束します。