いびつな実の両親と兄弟の話②

先日のお話のハイライト

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私と母が話した際
『ホンマはお兄ちゃんにその時ブチギレたろうかと思ったわ！』って言うと
『もうね、穏便にいてほしい。あんたが辛抱してくれたら何にも起きやんのよ。淳子には悪いけどホンマなんもせんといて。』
そう言われました。

その話題になると
『お母さんのその一言がすべてだよね』と姉は言います。
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『いびつな実の両親と兄弟の話①』姉と話していてよく話題に出るのが当然、身内の話。私の兄はなかなかのモラハラ男。気に入らないことがあればブチギレ、ルール違反なことをしているのを見ればブチギレ、…

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どういう意味だったんだろうって、その言葉を時々考えるんです。

今までのことを思い出すと、

私が小学校の前に車でひき逃げされて、後に同級生の子の兄の家庭訪問に行く途中の中学教師だったとわかり、警察にも通報せずに、ボロボロになった自転車のカゴをみ逆に私が怒られたな・・・とか

年頃の頃、帰宅が遅くなったりして怒られても、途中であきらめた顔をして、後に全く同じことで姉から怒られるという意味の分からない二重保護者だったな・・・とか

私が短大のオープンキャンパスに行くのも、母はわからないからと姉に任せて、結局入学式だけ来てくれて卒業式も来てくれなかったな・・・とか

割と姉に手がかかっていたようで、私のことは後回しだったんですよね。

で、姉曰く、姉に手もお金もかかったんだから、妹のことはあんたが面倒見なさいという無言の圧があったと。

なるほどな・・・

そして、母は大ごとにするのが嫌いで、それを私にも押し付けていたという事ですね。

母に向き合っていっても何度も何度も背中を向けられた記憶があるから、どこかであきらめたんでしょう。

母が私のことを無意識にあきらめたように、私も母に対してあきらめたのです。

だから私実家に電話するのも苦手で、あんまりお出かけしようとかも言えなくて、結局実家にもあんまりいかないんだ。って。

あんまりいかないけれど、懸命に意識して努力して実家に電話したり帰ったりしている。

姉の様に、決してみんなのことが嫌いではない。

ただ私は向き合ってほしかった。

だけど、向き合ってくれないからその度傷つくのが嫌だったんだ。

兄の話になった際に母に
『結局いつまでも末っ子は末っ子で、いつもヘラヘラ何にもわからないふりをして、アホのふりをして笑ってたらいいんでしょ？』
って冗談交じりで皮肉的に言うと

『そう。そうしていて。』と真面目に言われました。

厳格で古い考えの家系のいびつな関係は、年の離れた私がこの世に授かった意味がこうして続いているのだなと。

私は計画外の子だったそうです。（これを知らされたの私が小4の時）

お金の余裕もない、姉とは8つ離れ、兄とは6つ離れ。

私を産むか産まないか家族会議が行われ『お前たちが面倒見なきゃ産めない』と姉と兄に言ったそうです。

おそらく、両親の代が終わるまでは私のアホなふりしてニコニコ笑っているという任務は続くようです。

このやりきれない私の感情を納得させるために私は心理学を学んだんだと思います。

今、なんでも自由にさせてくれる主人と、なんでも話せる息子と、癒しのおじいちゃんワンコ。

好きな仕事をする毎日。

子供の頃は唯一わがまま言わせてもらったり、反抗期にしっかり反抗させてもらい、お出かけに連れてってもらったりして大事な時にそばにいてくれたのは祖母でした。

今は祖母はいないけれど、今もお守りの様に祖母のダイヤのネックレスは肌身離さず付けています。

周りの人に恵まれたから私は変な方向に行かずに、多分（？）まっとうに生きていけています。

これからも、周りの関わってくださる皆さんに感謝しながら生きていこうと思います。