孫にバレている地点でアウトでしょな話

昨年義妹に第一子の男の子が生まれた。

主人の家族構成は、主人・弟・妹の三人兄弟の長男。

私たちの子は息子一人。実家にはすぐ行ける距離に住んでいる。すでに中三でおっきくなって孫としてのかわいらしさの役割は終わっている。

弟の子供は、男・女・男の三人兄弟で遠方に住んでいるので年に一度会えたらいいところの関係。

妹は結婚し片道1時間くらいのところで暮らしている。第一子男の子を授かり、ご主人は長期出張が多い方なのでこの約一年、週の半分くらいは実家で暮らしているようだ。

コロナのこともあるし、うちの子も大きくなってここ3年くらいはほとんど、実家に行ってご飯を食べるとかもなくなっていた。

先日、年始以来『たまには実家に行こう』と主人が言ったので、私たちがお刺身をたくさん買って手巻きずしをする段取りで行った。

年始に主人の三兄弟とその家族が集合した際に、主人と義母の会話の中で
『やっぱり娘の子供ってかわいいわ！ぜんっっっぜん違うな！！！』
という義母。

それを聞きたくなくても聞こえてきた地点で気分が悪い。

しかも普段人のことを褒めない義母が孫を褒めている・・・

うちの子のことこんな風に言ってくれた記憶は一度たりともない。

鈍感な主人は
『おまえ（私のこと）も、ねえちゃんの子産まれて初めての甥っ子は特別可愛いとかいってたよな？それといっしょか？！』
って私に振ってくる意味不明の感じ。

帰宅後私と息子は『あんな会話うちらの前でする話じゃないよね？！』と話した。

結婚して十数年。

ずっと微妙にかみ合わない関係ではある義両親。

別に義両親なんてそんなもんだと思っているのでいい距離感で過ごしていた。

だけど、会う機会がある年始や不意に訪れる実家への御呼ばれ。

距離が近くなると必ず一つや二つ傷ついて帰ってくることになる。

わかってて行きたい人いるのか？わざと傷を負いに行くのか？（笑）

あの年始のことがあって余計に実家に行くのが億劫だったのだけど、仕方ない。

お邪魔させていただき、義妹と息子ちゃんもいる。

『週の半分くらい帰ってきてるんやったら面倒見るのお母さんも大変やな』と主人が義母に話す。

『いや。ぜんぜん。娘の子やから気を使わないしね！』と義母。

家に入ってすぐこの会話。気分が悪すぎる。

ぐっと我慢して穏便に過ごした自分や息子を褒めてあげたい。

帰宅後、いろんなものを持たせてもらった中のめちゃんこ小さなミカン。

『めちゃくちゃちっちゃい可愛いミカンやね～』
『そうなん！だけどすごい甘くておいしいよ。たくさんあるからあげるわ』

そんな素敵なエピソード。

そのミカンを口にした瞬間、レモンか！？ってくらい酸っぱい。

『なんじゃこりゃ！！！』

って言ってるのを息子が見ていて一言

『おばあちゃんってちょいちょいおさあさんに、嫁いびりするよな。』

言われてびっくり！！！

『え？！お母さんっておばあちゃんにいびられてたん？！』って

『うん。絶対そうやろ。ずっとそう思ってたよ。』って

とりあえず二人で爆笑している横で主人は仕事に行きましたので、聞こえているのかスルーしているのかは・・・

私は心理学を学んからというもの、自分には自分の考えがあるように、義母にも義母の考えがあるし言い分があるだろうから、と深く考えず過ごしていました。（スルー力ですね）

それに自分自身もできた嫁か？！って聞かれると本当に可愛げなく微妙なのは重々承知なんでね。

だけど、孫であるうちの息子にずっとそう思われていたとはｗ

気のせいと思うようにしていたけれど、気のせいじゃなかったようです。

長男の嫁だから何かあったときに駆け付けられるようにと近くに住んで、いろんな覚悟をしていましたけどなんだか吹っ切れまして。

それほどしょっちゅう義妹がおうちにいて、それほど可愛い孫がいるんだったら、ぜひ大好きな義妹と孫ちゃんに将来面倒を見てもらってくださいって思うようになりました。

きっとみんないろんな家族の形があると思います。

私のこの関係も、『まだマシだよ！』って思う方もいるでしょうし
『え？！ひどい！！！』って思う方もいるでしょう。

ずっといい嫁でいたいと思い、でもそれが出来ないことを痛感していて。

だって、結婚して数十年。

未だに義両親の誕生日は何月何日だったのか覚えられないし、電話番号も番地も思いだせない。

そんな本気で覚える気のないであろうヤバイ私の脳内ｗ

その縛られていた感情をもう捨てようと思います。

お疲れ私のポンコツ嫁道。

そして、お義母さん、孫にバレるようないびりはあかんよ。

いびりというのはバレないようにするものよｗｗｗ