読書で人生を学ぶ~心を鍛えよう -7ページ目

ついに言ってしまいました・・

職場で私にあまりにも干渉してくるので、反発してしまいました。


仕事をしているときにやることなすことに口を出してくる人だったので、


「分かった。」


とか


「お陰さまで仕事の仕方を覚えたわ。」


と言っていましたが、最近は上司から私が誰と組み合わせになれば良いと思うか聞かれたときに代わりに応えてしまう状態で、他の人に


「○○さん、私のことを決められると思っているみたい。」


と話していたところですが、今日はモノを運ぶときに


「この方が早いよ。」


と言ってきて、私がキャスターに物を載せて運ぼうとすると対抗するように手で運び始めました。


もう、いい加減にしてほしくなっていたので、つい


「どっちでも良いでしょ!」


・・大人げないかなぁ。


ここでカーネギーの本に書かれているローマの詩人パブリアス・シラスが説いた言葉を紹介します。


「われわれは、自分に関心を寄せてくれる人々に関心を寄せる。」


カーネギーはこの言葉について次のように解説しています。


他人に示す関心は、人間関係のほかの原則と同様に、かならず心の底からのものでなければならない。関心を示す人の利益になるだけでなく、関心を示された相手にも利益を生まなければならない。一方通行ではなく、双方の利益にならなくてはいけない。


今まで相手に合わせて話をしてきたけれど、一歩通行は長続きしないことを身を持って知ったのが今回の出来事でした。


友達を作りたいなら

誰かと友達になりたいなら、相手の人に興味を持たなくてはならない。


当然のことのようですが、カーネギーは相手の人がどんなに忙しい人でもこちらが心からの関心を示せば注意を払ってくれるし、時間も咲いてくれ、協力もしてくれるものだということを書いています。


カーネギーがブルックリン芸術科学学院で小説作法の講義を計画した時のことです。


有名な作家、キャスリン・ノリス、ファニー・ハースト、アイーダ・ターベル、アルバート・ターヒューン、ルーパート・ヒューズなどの話を聞きたいと思ったカーネギーたちは、彼らの作品の愛読者で、彼らの話を聞いて成功の秘訣を知りたいのだという意味の手紙を作家たちに送ったそうです。

その手紙にはそれぞれに約150名の受講者の署名が添えられ、手紙にはあらかじめこちらからの質問を表にして同封したところ、はるばるブルックリンまで来てくれたということです。


もしも

“少しでも近づきたい”

と思う人がいたら、相手が何に力を注いで生きているのかということを知ることと、誠実にその人のために時間を割くことが必要になると言えそうです。


誠実に生きている人ほど、軽くしか考えていない相手とは関わりませんよね。


立場は重要でなくても

ルーズベルト大統領の人気の秘密を知ると、人に好かれる理由が分かります。


タフト大統領夫婦が不在中にホワイトハウスを訪ねた時、在任中からつとめている召使たちの名前を残らず覚えていて、台所の下女にまで名前を呼んであいさつをしたそうです。

そして、調理室で女中のアリスに出会った時に
「あいかわらず、とうもろこしのパンを焼いているかね?」
とたずねると
「はい、でも、わたしたち召使が食べるのにときどき焼いているだけです。2階の人たちは、誰も召し上がりません。」
アリスからの返事を聞いたルーズベルトは
「ものの味がわからんのだね。大統領に会ったらそう言っておこう。」
と言って、アリスが皿に載せて出したとうもろこしのパンを一切れつまみ、それをほおばりながら事務室へ向かったそうです。

立場の低い人間であっても、心をこめて作ったものには思い入れがあるということを知っていたのでしょうか。


好意を持って人に話しかけると相手にも好かれ、悪意を持っていれば嫌われる。

当然の様なことですが、常に好意を持って人と接するというのはなかなか難しいものだとも思います。