第七回公認心理師国家試験問題(2024年3月3日実施)
問64 48 歳の男性A、会社役員。昼間の強い眠気と倦怠感、集中力の低下などを訴え、精神科クリニックを受診した。Aは、40 歳を過ぎてから徐々に体重が増加し、現在の BMI は 30 である。また、高血圧症の診断の下、内科クリニックで薬物療法を受けている。毎日 6 時間程度の睡眠時間を確保しており、寝付きは良いが、夜間に頻繁に目が覚める。起床時には、頭痛がひどく、熟眠感に乏しい。いびきがうるさいとのことで、数年前から妻は別の部屋で寝ている。最近は、重要な会議でも居眠りをすることが多くなり、部下からそのことを指摘されることも気になっている。
Aの病態の理解として、最も適切なものを 1 つ選べ。
1) 睡眠時随伴症
2) ナルコレプシー
3) むずむず脚症候群
4) 睡眠時無呼吸症候群
5) 概日リズム睡眠・覚醒障害
解は、4
「いびきがうるさい」ことが決め手。
1) 睡眠時随伴症
2) ナルコレプシー
3) むずむず脚症候群
4) 睡眠時無呼吸症候群
5) 概日リズム睡眠・覚醒障害
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