公認心理師 過去問研究[619] 第4回悉皆検討〈55〉子どもの貧困 | こころの臨床

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心理学は、学問的な支えも実践的身構えも、いずれも十全と言うにはほど遠い状況です。心理学の性格と限界を心に留めつつ、日本人が積み重ねてきた知恵を、新しい時代に活かせるよう皆さまとともに考えていきます。

第四回公認心理師国家試験問題(2021年9月19日実施)

問55  我が国における子どもの貧困問題について、適切なものを2つ選 べ。

1) 学力達成や教育機会に対する影響は小さい。
2) 貧困と児童虐待の発生には、関連がみられる。
3) 子どもの貧困と関連する問題は、顕在化しやすい。
4) 貧困状態にある母子世帯の8割以上が、生活保護を受給している。 

5) 生活保護を受給する家庭で育った子どもは、出身世帯から独立した後も生活保護を受給する割合が高い。

 

 

解は、2と5

 

 

 

 

内閣府 調査報告資料

https://www8.cao.go.jp/kodomonohinkon/ouen-forum/r01/pdf/tottori/naikakufu.pdf

https://www8.cao.go.jp/kodomonohinkon/yuushikisya/k_9/pdf/s2.pdf

 

🏁ブループリント「到達目標」該当:1-⑶ 心理に関する支援を要する者等の安全の確保と要支援者の視点  17-⑵ 福祉現場における心理社会的課題と必要な支援 23-⑵福祉法律/制度

小項目例:趣旨として該当あり→虐待への対応、生活保護法

 

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