深いい話2 | ナチュラルハート

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パステルアートで癒しを

何気なくとっていたメルマガにいい話があったので・・・

多摩動物園であった実話で 絵本にもなっているお話だそうです

「友達を助けた象たち」の話

園には3頭の象、オスのアヌーラとメスのタカコと
ガチャコが飼育されていて、とても仲良しでした。

ある日アヌーラが元気がありません。
何も食べなくなりました。

立っているのがやっとで、壁に寄りかかっています。
横に休ませようとしましたが、なりません。

(普通、象は横になって眠りますが、病気の時は
横になると立てなくなる、と分かっているので
横にならないそうです)

獣医も飼育係の人もただ見守るしかありませんでした。
次の日、タカコとガチャコは、アヌーラに近づき、
そっと両脇に立ちました。

アヌーラが倒れないように体で支えたのです。
アヌーラもホッとしたようでした。

アヌーラが動くとタカコもガチャコも支えたまま
ゆっくりゆっくり一緒に動きます。


それは1日だけではなく、次の日も次の日も続きました。

ザアザア雨が降っても、支え合ってじっと立っていました。
アヌーラも少しづつ元気になりました。

2週間過ぎたころ、タカコとガチャコが交代で
アヌーラから離れて動き回り水浴び、散歩をしています。

しばらくすると、アヌーラのそばに戻ってきて、
もう一頭と代わります。

交代も何日も続きました。



アヌーラもドンドン良くなってきました。
約1か月経ったころ、一人でも大丈夫かのように、
元気になりました。

でもタカコとガチャコはアヌーラから遠く
離れることなく、アヌーラがフラッとすると、
すぐに駆け寄り、優しく鼻を伸ばします。

2か月が過ぎ、アヌーラの病気はすっかり良くなり、
夜もコロリと横になって寝るようになりました。

という感動的なお話

この象たちは血縁関係はなく、単に一緒に
暮らしていただけの関係だったそうです

なんか すごい

仲間をさりげなく助ける行為・・・

動物にはこんな素晴らしい本能があるんだね

本能+理性の働く人間はやっかいだな~