すべてはうまくいっている! 光と心の調和 -33ページ目

すべてはうまくいっている! 光と心の調和

横浜の心理カウンセラー ロキのつぶやきブログ
その人がその人らしく
『生まれてきてよかった!」
と思える人生のために。

知人の結婚式や職場の送別会等、多人数での集まりにどうしても断れずに出席しなければならない場合がある。社交が苦手であったり、結婚に焦っているときの友人の結婚式など、性格やシチュエーションによってはかなりのプレッシャーとなる。

出かける数日前から、憂鬱のあまり体調に影響が出る場合も少なくない。大勢のなかで孤立したり、みじめな状況に陥っている自分を想像し、落ち込んでしまう。 

特に、人にどう思われているのか、人の言動の裏に他の意図はないか・・・など他人の目を気にする他者視線恐怖の傾向がある人にとっては、とても辛い時間を過ごすことになる。

自分にとって、ついマイナスの状況を想像してしまうのは、子どもの頃から長い年月をかけて身につけた自動思考(思い込み、絶対的信念)のせいである場合も多い。

私のはこの自動思考を改善するために、技法の一つとして認知療法を用いる。

認知療法はある程度時間をかけて丁寧に取り組まなければならないが、他者視線恐怖までゆかないけれど、結婚願望の強い女性の「まだ彼氏がいないのに、今度の友人の結婚式に出るのちょっと辛いのよね。他の友人も夫婦同伴だし・・」という程度の場合を乗り切る、ちょっとしたコツを伝授する。

まず前もって、結婚=幸福・バラ色 シングル=みじめ・不幸 という絶対的ともいえる信念に揺さぶりをかける。

まず、結婚についてのマイナス情報をことさら収集する。
そしてこんなふうに↓反証や多様な解釈を試みる。
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結婚式とはたいていの場合女性にとって、いわばそれまでの人生での絶頂の瞬間にあるといえる。

しかし結婚式と結婚生活とは、まったく別の次元の世界であることは、誰もが理解している。

・あらゆる人智の中で結婚に関する知識が一番遅れている
 (バルザック)

・結婚したまえ、君は後悔するだろう。結婚しないでいたまえ、
 君は後悔するだろう(キルケゴール)

・結婚は鳥カゴのようなものだ。カゴの外の鳥は餌箱をついばみ
 たくて中へ入りたがり、カゴの中の鳥は空を飛びたくて外へ
 出たがる(モンテーニュ)


したがってたいていの場合、結婚式を頂点に二人共通の幸福感は下降線を描くことになる。

もちろん例外なく、恋愛感情(過去記事)はほどなく冷める。
現在の日本では2分に一組が離婚していることを考えれば、容易に頷ける。

結婚式というのは、公に赤の他人と共同生活することを関係者に知らしめる儀式であるが、儀式以降は婚姻届という紙一枚の契約によって「恋人」という仮面をかなぐり捨てた
夫(妻)との価値観や感性の違いによる摩擦を
繰り返し繰り返し経験していかざるを得ない

夫婦間に発生する予測不能の葛藤に向けた鎮魂の儀式でもある。
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てな感じ。できるだけ誇張して面白く考えてみる。

そして出席した結婚披露宴では「観察者」に徹する。

「なべてこの世は一つの舞台。あらゆる男女はただこれ俳優」とはシェイクスピアの言。

結婚披露宴を一つの舞台に見立て俯瞰することで、参加者の一見華やかに装った一枚の衣の下に蠢く、さまざまなプラス・マイナスの想念を想像するのである。

たとえば自分が作家になったと見立て、鋭い人間観察者として、にこやかに振る舞う夫婦の視線を合わさぬ沈黙に、互いの伴侶を品定めする夫たちの視線に、火曜サスペンス風、もしくは家政婦は見た!風ドラマを読み取るのだ。

するとあら不思議。ちょっと出席するのが楽しみに。。。なりませんか? なりませんか? ヾ(ーー )ォィ (そう言ってくださったクライエントさんもいらっしゃる)


V.S.フランクル著『夜と霧』を読まれたことがあるだろうか。ユダヤ人である心理学者が、アウシュビッツ他強制収容所での言語を絶する体験を綴ったものだ。心理学者としての眼で、限界を超えた状況における人間の姿を冷静に観察し続けた、ある意味人間精神の実験記録ともいえる。

そのなかのエピソードのひとつ。

骨と皮にやせ細った体にボロをまとい、折り重なるように眠り、警備兵の殴打に怯え、スープの底の2~3粒の豆に一喜一憂する、永遠に続くかと思われる日々。

著者はしばしば、残酷な収容所生活での脅迫的な思考と嫌悪の念に耐えられなくなる。そのときに、著者はひとつのトリックを用いてその苦悩を克服する。以下(『夜と霧』V.S.フランクル著みすず書房)引用。

「突然私自身は明るく照らされた美しくて暖かい大きな講演会場に立っていた。・・・私の前にはゆったりしたクッションの椅子に興味深く耳を傾けている聴衆がいた。そして私は語り、強制収容所の心理学についてある講演をしたのだった。そして、私をかくも苦しめ抑圧するすべてのものは客観化され、より高い見地から見られ、描かれるのであった。このトリックでもって私は何らかの形で現在の環境、現在の苦悩の上に置くことができ、・・・・苦悩する私自身を心理学的、科学的探求の対象であるかのように見ることができたのである。」

結婚式での「観察者」とはまったく視点と状況は異なるけれど、

苦悩という情緒はわれわれがそれに関して明晰判明な表象をつくるやいなや消失してしまうのである『エチカ』スピノザ)」。

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クロンダイク(初めて正式名称を知った)というトランプゲーム(ネットの)で2時間近くも時間をつぶしてしまった。。。

全部開くまでやり続けずにはいられず、開いたら開いたで、
快感よもう一度と繰り返し、あっという間に約2時間。
その間に映画を一本観ることができる。

それも、「これが開いたら○○できる」とかいちいち掛けて、
開かないと「あー、今のはリハーサル、今度が本番!」
とか言って、アホかいな。

貴重な自由時間をつぶしてしまった。

ギャンブルに向いていないのがよくわかる。
すぐに嵌るだろうし、そうしたら身の破滅まで一直線だわ・・・・

※ギャンブル依存の恐ろしさを知りたければ、ドストエフスキーの「賭博者」(半分自伝)をどうぞ。

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私は日本の作家のなかでは、定番過ぎるのだけれど夏目漱石がいちばん好きだ。作品はもちろん、人間としても。
 
よく同時代の文豪として比較される森鴎外は、好きではない。昔、夏目漱石に関する文献を漁っていた時期があり、そのときに鴎外の生涯についてもいろいろな情報を得ることがあった。私はあまり人を嫌いになることはないのだけれど、どれほど才能があろうと鴎外はどうにも。かなり私のバイアスがかかっているけれど。
 
夏目漱石の作品はよく心理学的な分析の材料として取り上げられる。『門(三部作)』『こころ』『行人』などの作品を、さまざまな心理学者や精神科医が考察している。それらの作品のおおきなテーマは「我執」と「罪悪」。一方で漱石の作品は、漱石自身の精神病理学・病跡学の研究対象にもなっている。

鏡子夫人が著した『漱石の思ひ出』には、漱石の知られざる日常が記されている。それを読むと、鏡子夫人の一方的な言い分を差し引いても、ロンドン時代に発症したと思われるある種の精神疾患を煩っていたことは確かなようだ。漱石の生い立ちはけっして幸福ではなかったが、それが後年に長く影を落としている。
 
その漱石の随筆に、理想的な、カウンセラーに対するクライエントの姿勢を見事に表現している文章がある。ある婦人が、自分の書いた作品を漱石に読んでほしいとやって来たのだが、その婦人に対して漱石が語った言葉。
 
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「これは社交ではありません。御互いに体裁の好い事ばかり言い合っていては、何時まで経ったって、啓発されるはずも、利益を受けるわけもないのです。貴方は思い切って正直にならなければ駄目ですよ。自分さえ十分に開放して見せれば、今貴方がどこに立ってどっちを向いているかという実際が、私に能く見えてくるのです。そうした時、私は始めて貴方を指導する資格を貴方から与えられたものと自覚しても宜しいのです。だから私が何か言ったら、腹に答えるべき或物を持っている以上、決して黙っていてはいけません。こんな事を言ったら笑われはしまいか、恥を掻きはしまいか、または失礼だといって怒られはしまいかなどと遠慮して、相手に自分という正体を黒く塗りつぶした所ばかり示す工夫をするならば、私がいくら貴方に利益を与えようと焦慮ても、私の射る矢は悉く空矢になってしまうだけです。」 
『硝子戸の中』より
 
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そのかわり漱石も「自らを曝け出し、双方とも社交を離れて勘破し合うため」に本気で相手と対峙するのである。漱石は相手が誰であろうと、真剣な相手には、常に率直で真摯な態度を貫いていた。
 
また今年も『我輩は猫である』を読もうっと。

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先日のホタル鑑賞会の日記で書き忘れたけれど、よくライブなどでファンが一斉に揺らすライブ・ペンライトの成分と、ホタルのお尻を光らせている成分はほぼ同じらしい。
 
ボランティアの方がそう説明しているときに、母が「あら!それじゃ、ホタルイカの光も同じ成分ね?」とボランティアさんに迫り「ええ、、っとそれはちょっとわかりませんが」と困らせていた。あの公園のホタルはゲンジボタルとのこと。
 
オールド・ラング・サインのメロディに乗せて、ほたるのひか~り まどのゆ~き♪ と歌ったことのない日本人は少ないと思う。貧しく灯油も買えない苦学生が、蛍を集めたその光によって、また、窓辺に積もった雪に反射する月光によって、勉学に励んだという・・・。
いつの時代の話だよっ!と思わずつっ込んでしまう歌詞だけれど、それほど蛍の発光(特に雄)は明るいということが、先日の鑑賞会で改めてわかった次第。
 
ぜんぜんちがう話になるけど、わたしはハエトリグモが大好きで、ときどき部屋の壁をピョンピョン飛んでいるのを見ると、思わず顔を思いっきり近づけてハエトリグモ君のくりっとした目を覗き込む。四つのオメメがね、ホントかっわい~!

攻殻機動隊のタチコマのモデルになっただけのことはあるわ。
 
でね、その求愛行動(ばんざいダンス)が実にかわいらしいのね。フラメンコを彷彿させて。え?彷彿しない?



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今日は夜の7時過ぎから母と連れ立って、近くの公園でひっそりと開催されたホタル鑑賞会に行ってきた。

あまり大勢に押しかけられても困るという意向で、地元の人に慎ましくお知らせするだけの、ほんとうに密かな催しなのである。

毎年のように母が行きたがっていたのだけれど、気がつくと開催後だったという展開が数年続いていた。今年こそはどうしても行く!という母が、5月のうちから公園事務所に電話を掛けて、6月に5日間だけ行う鑑賞会の予定を聞き出し、今日を決行日と決めていた。勝手に。

自宅から15分ほど歩くと、住宅街から少し離れたところにある公園に着いた。入り口から眺めると、暗いなかに黒々と樹が茂っている。

夜なので足元がひじょうに暗く、母に「懐中電灯持ってくればよかったね」というと、ごそごそバックをかき回して「ハイ、懐中電灯!」。暗闇のなかでドヤ顔しているはずだ。

少し入ると薄明かりが見えて、「ホタルを守る会」の地元ボランティアの方々が数人立っているところにたどり着いた。これから先は懐中電灯は消してくださいとのことで、前の人の後をついて、母と二人そろそろと、暗い下りの細道を歩いてゆく。よく見えないが、右手に川が流れている音がする。

しばらく行くと開けた場所に出た。20~30人ほどの参加者たちの姿が浮かび上がる。ぼんやりした灯が設置されている。草木が茂った先には左右に川が流れており、向こう岸は川のすぐ側まで樹が生い茂っている。いい風が、少し汗ばんだ肌に心地よい。

皆が目を向けている方を見ると、真っ暗な向こう岸をバックにして、10個ほどの小さな黄色い光が、空中にゆっくりと舞っているのが見えた。よく見ると真っ黒な葉の上にも、そこかしこに黄色い光が点滅している。徐々に光の舞が増えていく。

う、うつくしい。。。

母が静かなので、数十年ぶりのホタルの光に感激しておるな、と振り返るといない。どこいったのじゃと探すと、向こうの方で、首からカードを下げたボランティアのご夫人と熱心におしゃべり中。ビンのなかに捕らえたホタルを覗き込んでいる。

ボランティアの方の話によると、くっきりとした強い光を放ちながら空中をゆったりと舞っているのはオスで、葉の上で薄ぼんやりと点滅しているのがメスだそうな。オスがゆっくりと飛べるのは、体を縦にしてホバリングのように飛んでいるからで、それは腹側の光をメスに見せるためだという。懐中電灯を消さなくてはならないのは、強い光でホタルが失明するからというのも驚いた。

今年は昨年より数が少なめとのことだった。それでも私にとっては、子どものころ祖父母のいる田舎に行ったとき以来の、懐かしいホタルの光の舞だった。母もじゅうぶんに、目と口を堪能させたらしい。帰りにコンビニでアイスを買ってくれた。

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