えーと。
このブログでは、ときどき心理学を扱っていながらも、しょーもない役立たずの「だからどうした?」的身もふたもない記事ばかり書いているような印象を醸し出しているそうですので、たまには実生活に役に立つ心理学の話などしてみたいと思います。
一般の人々にとっていちばん関心の高い心理学なんでしょう?
そうですね、おそらく恋愛に関する心理学ではないでしょうか。
「恋愛心理を知っちゃって彼氏(彼女)の♥をゲットだぜ!」とか考えてしまうのでしょう。
心理学における恋愛感情の研究は、社会心理学、進化心理学あたりの範疇でしょうか。いずれにしても、心理学全体からすればほんのわずかな領域に過ぎないのですが、ちまたの需要は大きいのですね。
もちろんこのブログにも、恋愛や結婚を扱ったいくつかの記事を書いてきてはおります。しかし、どれもこれも、実践には何の足しにもならない、恋愛に対する夢やロマンをぶち壊すような「なんだ黒幕はデオキシリボ核酸かよ」的記事であったことは否めません。
しかしその方面に恵まれない「フン、恋愛なんて一時の気の迷いだろ?」系のごく少数の方々の溜飲を下げてさしあげたのも事実ではないか、と自負しております。ヾ(ーー )ォィ
もちろん恋愛という感情状態も心理学の研究対象のひとつでありますし、海外では多くの心理学者や精神医学者たちが、人類永遠のテーマ「恋愛」の謎について日夜研究に勤しんでいるわけであります。
たとえば、女性は配偶者選択(mate choice)において、自分に近い遺伝子(つまり掛け合わせ対象としてはデメリットのある遺伝子)をもつ異性を「におい」で見分け(嗅ぎ分け)ているらしい・・・とか、女性は排卵日直前が最も性的魅力を発散するみたい・・・とか、女性は男性を選ぶ場合二重基準を設けており、「頭脳優秀イケメンの短期的魅力(優良な遺伝子を獲得できるというメリット)」と「安全安心温厚の長期的魅力(安定した良好な家庭を獲得できるというメリット)」という2つの基準で男性を選んでいるらしい・・・というようなことが、いくつもの実験研究によって分かってきているわけです。。。
あれ、なんだか女性のパートナー選びの話ばかりじゃない?と思われるかもしれませんが、「オスはより多くの交尾相手を得るためにメスをそれほど吟味して選ぶ必要はない。しかしメスはより優秀な遺伝子を残すための器としてオスを真剣に選別する必要がある。」という、特にほ乳類の生存競争上の戦略からすれば、人間男性も選ばれさえすれば、ストライクゾーンはすこし広め、いや、ものすごく広大。 そんなことないって?
そうでした、こんなことばかり書き散らしているから、役立たずの記事と言われるのです。もっと即戦力のある恋愛心理学のお話をするつもりでした。
今回はまず、有意義な恋愛をするための絶対的前提条件についてお話しします。その前に「有意義な恋愛」って何だよ?という疑問もございましょうが、たいした定義も基準もございません。ヾ(ーー )ォィ
しいていえば、より成就の可能性が高く、また失恋したとしても自己の成長につながるような恋愛・・・という感じの、えーと、ほんとうはよくわかりません。
大ざっぱにいえば、好きな人を振り向かせ虜にし、かつその状態を持続させるには、「あなたはまず◯◯でなければならない。」ということです。(最初からそう言えよby影の声)
この「◯◯」に入る言葉は何でしょう? 漢字混じりで5文字です(爆
(つづく)
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<自己理論の性格論>
前述の<自己理論の人間観>は、いわば全体的・抽象的概念である。それをカウンセリングによってどう展開していくか、その具体的指針となるのが性格論である。ロジャーズの性格論はフロイトの細かく多層的な性格論よりも単純であるが、その分臨床場面では誰にでも有効に用いることのできる理論だと思う。
ロジャーズの性格論の中心となる概念は<自己理論の人間観>でも触れたが、「現象学」「自己概念」「自己一致」の3つである。
1.【 現象学 】
ロジャーズの提唱した対談者中心療法は、現象学的アプローチを骨子としている。
精神医学的見地から見た現象学とは、「個々の人間が目で見える世界をどう受け取っているか」という主観による認知(意味づけ)の世界こそ、我々をとりまくほんとうの世界である、という考え方。つまり、自分が生きて経験している世界は絶対的な現実ではなく、自分というフィルターを通して受け止めている主観的世界であるということ。
たとえば同じ夕日を観たとしても、その夕日は人によって色も、美しさも、想起する感情も、誘発される行動もまったく異なる。人の生きる世界は、個々人の脳によってそれぞれ独自に形成(認知)される。
客観的世界はひとつであるが、現象学的世界は人の数だけ存在する。この現象学的世界こそが実在だとロジャーズは考える。そして、特に自分という存在をどう受けとるか・・・という自分に対する現象学的世界を重視した。自分をどう受け取るか、その受けとめ方をセルフ・コンセプト「自己概念」という。
2.【 自己概念 】
たとえば、同じ程度のルックスでありながら、なぜか男性にモテる女性と、男性にモテない女性が存在する。モテる女性は「私は魅力的な女性だ」「私は男性を楽しませることができる」といったようなポジティブな自己概念を持っている場合が多く、モテない女性は「私はつまらないない人間だ」「私は男性が苦手だ」といったようなネガティブな自己概念を持っている場合が多い。
そうした自己概念が性格(行動)を決定づけると考える。したがって、自分の性格を変えるということは、自己概念を変えるということになる。ロジャーズの自己理論では、いかにして自己概念を変容させるかに重点をおく。
それには、まず自己概念がどのように形成されたかを知る必要がある。先ほどの例のように、人は生まれつき「私は魅力的な女性だ」とか「私は男性が苦手だ」と思っているわけてはない。後天的に、他者の評価を取り入れながら、自己の中に形成されるのが自己概念である。
例えば、幼少期から親きょうだいや教師、周囲の人々から「おまえは可愛くない」「あなたは暗い」と評価され続けると「私は不器量でつまらない人間だ」といったような自己概念ができあがってしまう。その結果、自己評価の低い人間になってしまうのである。
したがって、評価する人間の側にコンプレックスなどの心理的な問題があって、評価そのものが歪んでいる場合、評価された人間も歪んだ自己概念を形成することになる。
いちど形成された自己概念は、それを維持し壊されまいとする傾向をもつ。自己概念を変えるということは自己イメージの消失につながる。自分は何者であるか?という不安に陥るからである。
例えば、「自分は魅力のない、つまらない人間だ」という自己概念を持っている人が、異性に好意を持たれたとする。それは「魅力のない、つまらない人間」という自己イメージと矛盾する。自己イメージの崩壊と消失を迫られ、それは不安と恐怖を生み出す。
そこで、それを回避するために「私が好意を持たれたのは過大評価されているからだ。やがて必ず、つまらない自分に飽きてしまうだろう」というように、それまでの自己概念を一貫して守り続けようとする。
つまり防衛機制である。
精神分析理論では防衛機制を14種類ほど紹介したが、自己理論では2つの防衛機制を定義している。上の例にある「歪曲(distort)」と、もうひとつは「否認(denial)」である。否認のかたちについては次のニーチェの言葉がよく表している。
「それは私がしたことだ―、と私の記憶は言う。それを私がしたはずがない―、と私のプライドは言い、しかも頑として譲らない。結局、記憶が譲歩する。」 (『善悪の 彼岸』ニーチェ)
つまり否認とは、自己のイメージに反する自分の行為を認めず、事実をなかったことにして自己概念を守る働きをいう。
どのような自己概念であろうと、いちど形成されるとそれを変えることは容易ではない。自己概念の崩壊を防ぐために防衛既成が働くからである。
それをどう変えていくか。ロジャーズの提唱する来談者中心療法は「防衛機制で守られた自己概念をいかに変容させてゆくか」に答えるものである。
では、自己概念をどのように変容させるのか。自己一致するように変えるのである。(つづく)
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●自己理論
今や、カウンセリング導入部の標準技法とされている来談者中心療法。その基礎理論が、カール・ロジャーズ(Carl Ransom Rogers)の提唱した「自己理論」である。来談者中心療法は精神分析と異なり、心理療法とカウンセリングを区別していない。したがって、医師の資格を持たないカウンセラーにも心理療法の門戸を開く大きなきっかけとなった。
ロジャーズの来談者中心療法は受容と共感を前面に打ち出している。ほとんどの弟子が対立離脱したフロイトとは異なり、ロジャーズは許容力のある受容的な人であったらしい。しかしロジャーズは、医師でなければ心理療法やカウンセリングができないという批判に対抗し、ウィスコンシン大学に招聘されたとき医学部の教授を兼任させてくれるなら赴任するとの条件を出し、それを受諾させた強い信念の持ち主でもあった。
来談者中心療法が精神分析をはるかに凌ぐ普及を果たしたのは、非医師でも心理療法を行えることを実証しただけではなく、その理論がシンプルで心的損傷を与える可能性が低いこと、対象者を患者ではなく対等なクライエント(相談者)とし、クライエントとカウンセラーとの信頼関係(ラポール)を最重要とする枠組みに共感を呼んだことが挙げられると思う。
<自己理論の人間観>
ロジャーズはまず、人間の本質は生物的なものであるとし、それを「有機体(organism)」と表現する。そして先天的な有機体(organism)と、学習によって獲得する後天的な自己(self)とが調和し統合さた状態を理想の人間像と見なす。
1. 有機体的人間観
ロジャーズは、人間の本質は他の生き物、イヌやネコやカラスと変わらない生物「有機体(organism)」と考える。そして有機体としての人間は根源的傾向を持った存在であり、その傾向をひと言でいうならば自己実現への傾向であるとした。
「自己実現傾向」とは成長・自立・健康・建設的・独立といった良い方向へ進む知恵や力であり、それは本来生まれながらに個々の人間に内在している・・・とする人間観である。
2. セルフ(self) = 自己
有機体(人間)が誕生し、環境との関わりの中で自他の識別ができてゆく。その過程で、自分の思い通りにいかない外界との間にフラストレーションが起こる。つまり、人はフラストレーションの存在によって自分を感じ、自意識が生まれる。この自意識(self-awareness)たる「私」のことをセルフ(self)という。
ロジャーズのいう自己理論は、「セルフ(自分)がセルフ(自分)をどう評価しているか」という「自己評価が人間の行動を規定」していると考える。
たとえば、
「私は気が小さく臆病である」
「私は頭が切れる有能な人間である」
「私は人情にあつく太っ腹で剛胆な男である」
「私はお人好しで誰にでも好かれる人間である」
「私は自分に自信がなく、非社交的である」
人はこのように自分で自分を評価した自己イメージをもっている。
以上のような自己イメージのことをロジャーズは「自己概念(self concept)」といい、これが自己理論の中心的課題となる。
人は、先天的な有機体と後天的な自己概念がうまく調和し、不即不離の状態にあるのが理想だとする。有機体としての本質に基づいた自己イメージをもって生きている状態が最も理想に近いと考える。
つまり、本来は臆病で恐がり(有機体)なのに、自分は強く勇敢(自己イメージ)だと思い込んでいる場合、人としてひじょうに「不自然で歪んだ状態」ということになる。(つづく)
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暑さとフル稼働のため少々息切れぎみのところへ、母との意見の相違から、久々に母の「瞬間沸騰もう帰る!現象」を誘発し、いやいや凹みました。。
このところなかなか良好な関係を保っていたのですが、やはりツワモノ、どうしても譲れぬ主張に異なる意見を差し挟まれると、どうにか相手を説得しようと突撃してくるのですな。
これは私が子どもの頃からで、私が何か新しいことをしでかそうとするたびに、間違っていると判断するや異議を唱え、私が泣きわめこうが断固反対し、「そんなにやりたいなら(そう思うなら)、私を説得して見せなさいよ」と言われ続けた結果、これもあり、あれもありという、こんなアバウトな性格になってしまったのだった。
数十年をかけ(長過ぎるが)学習を重ねたわたくし、最近は母の主張を受け入れつつも他の考え方もあるみたいよ?・・的にうまく収束させるのであるが、私も連日のハードワークで余裕がなかったのか、うっかり真っ向対決に持ち込んでしまい、あくまで私が同意しないとふむや憤然と席を立ち「もう帰る!!」と行ってしまった。うっわ~、まためんどくさくなったヨ。。。
近年はこの程度であれば、4~5日の音信不通となり、先に(相手の弱点を考え尽くすのに)飽きたほうが、何ごとも無かったかのように手みやげ持参で「元気~?」仲直りという次第となる。遠い昔は「縁を切る!」で数ヶ月、がデフォルトであった。
しかし今回は即、翌日に電話があり「議論で腹を立てることもなかったわ。私は議論大好き。もう昨日のことは水に流してちょーだい。あーたも暑いから体に気をつけなさい」という想定外の反応。「あ、うん、ありがと・・」。朝から毒気を抜かれてしまった。お母さん、負けたよ・・・(←勝ち負けではない)
さすがに今回は我母に脱帽。あのお年で、まだまだ変化し続けている。
火星に人類が移住しようがしまいが、宇宙開発に税金を投入しようがしまいが(←これが激怒決裂の演目)まずは精神の安定ではある。
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