今回印象に残ったのは、マイケルがトイレの水槽タンクの裏に隠してある銃を両手で探すところで、なかなか手に触れず激しく焦る心を手の動きだけで表現しきっている(映画館では同一化でこっちも焦りまくった)。そのあとの初発砲に至る目の演技は、もう言わずもがなですけれど。
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今日も豊かな一日でありますように!
今回印象に残ったのは、マイケルがトイレの水槽タンクの裏に隠してある銃を両手で探すところで、なかなか手に触れず激しく焦る心を手の動きだけで表現しきっている(映画館では同一化でこっちも焦りまくった)。そのあとの初発砲に至る目の演技は、もう言わずもがなですけれど。
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大うつ病性障害(major depression disorder)
いわゆる狭い意味の「うつ病」です。「双極性障害」に対し「単極性うつ病」とも呼ばれます。
この大うつ病性障害(以下大うつ病)は基本的に「エピソード性」であり、数ヶ月、長くても1~2年ほどの経過のなかで、ほぼ元通りの状態に治っていくものです。うつ病に対してよく言われる「真面目でいい人がなりやすい」というのは、この狭い意味での大うつ病についての言葉です。
エピソード性とは、それまで何ごともなく過ごしてきた人が、日常生活に生じた何らかの過剰なストレスによって、ある時期から急激に気分が落ち込み続けることを指します。つまり、以下に示すような発症のきっかけとなるストレッサーが明らかであるということです。
《職場での問題》
・昇進、異動、転勤、転職、退職
・仕事上の重責や過労
・上司や同僚との対人関係によるトラブル
《プライベートでの問題》
・結婚・恋愛・失恋
・離婚にまつわるトラブル
・友人や知人など対人関係によるトラブル
《健康上の問題》
・出産後や更年期における身体不調
・自分の健康や病気への不安
《家庭での問題》
・夫婦間や親子間のトラブル
・受験や就職
・引越しや自宅新築など
・家族との死別・別離
・子どもの独立
うつ病になるきっかけには結婚や出産、昇進、自宅の新築など、一般的には喜ばしいことも含まれます。それに伴う環境の変化が、本人が自覚しないまま、大きなストレスを生むことがあるからです。
実際、このタイプの「うつ病」になる人は、他人からの評価を気にしすぎる傾向にあり、自己主張を避けて他人に合わせすぎてしまう、人を頼らず自分で仕事を抱え込んでしまう、性格的にやや脅迫的で完璧主義、うまくいかないときには自罰的・自己否定的に捉える傾向がある等・・・あなたの周りにも必ずひとりか二人、思い当たるタイプの方がいらっしゃるでしょう。もしくは、あなたご自身が当てはまるかもしれません。
人が一生のうちにかかってしまう「生涯有病率」は男性では10~15%、女性では15~20%くらいではないかとされています。
大うつ病:抑うつ症状は「おっくう感」から
大うつ病でいちばん最初にやってくるのが、「おっくう感」と「だるさ」です。何をするにもめんどくさい、なかなか手につかない、面白くない、興味がわかない、という無気力な状態です。その後に「憂うつ感」がつのり、最後に「不安とイライラ」が高じてゆきます。感情的な刺激に対して敏感になり、すぐにイライラしたり自分を責めたりします。
うつ病は以前、誰でもかかる病気という意味で「心の風邪」と称されたことがありましたが、それが「すぐに治る病気」と誤解されるようになり、最近ではあまり使われなくなりました。
うつ病の状態を例えて、困難な状況下での無理が重なり「心のブレーカーが落ちた状態」という場合もあります。
マウス実験などでも明らかになっていますが、動物には、一定以上がんばり続けても、どうにもならない状態に陥ると、いったんやる気を失い「うつ」のような状態になることが分かっています。つまり、ある限度を超えると心のブレーカーが落ちて「うつ状態になる」仕組みがあるのではないか、ということです。
また、精神科医の北島潤一郎氏は著書「うつ病はこころの骨折です」のなかで、うつ病を「心の骨折」にたとえています。うつ病が回復していくまでのプロセスを考えると、とても分かりやすい表現です。つまり、うつ病も治るまでにはかなりの時間を要し、骨折してギブスが取れてもリハビリが必要なように、うつ病も完治までには充分な心のリハビリ期間が必要だということです。
以下はアメリカの「DSM-IV-TR」での診断基準ですが、世界保健機構(WHO)でもほぼ同じような診断基準「CD-10」を設けています。日本の場合、現在ほとんどの医療機関が「ICD-10」「DSM-IV-TR」の診断基準に依って診断を行っています。
ただ、これはあくまでも判断基準なので、実際に患者と対面して受ける印象等によって、医師の臨機応変の判断も必要とされます。
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【うつ病の診断基準(DSM-IV-TR)】
(1) その人自身の言明(例:悲しみまたは、空虚感を感じる)か、他者の観察(例:涙を流しているように見える)によって示される、ほとんど1日中、ほとんど毎日の抑うつ気分。小児や青年ではいらだたしい気分もありうる。
(2) ほとんど1日中、ほとんどすべての活動における興味、喜びの著しい減退と喪失。
(3) 著しい体重減少、あるいは体重増加 (1カ月で体重の5%以上の変化)、またはほとんど毎日の、食欲の減退または増加。
(4) ほとんど毎日の不眠または睡眠過多。
(5)他者によって観察可能な、ほとんど毎日の精神運動性の焦燥(イライラ)または制止(活動が鈍くなる)。
(6) ほとんど毎日の疲労感、または気力の減退。
(7) ほとんど毎日の無価値観、または過剰であるか不適切な罪悪感に支配されている。
(8) 思考力や集中力の減退、または決断困難がほとんど毎日認められる(本人の説明または家族などの説明による)。
(9) 何度も死にたい、または消えてしまいたいと思う。
(上の症状のうち5つ以上が同じ2週間の間に存在し、これらの症状のうち少なくとも1つは、(1) 抑うつ気分または (2) 興味または喜びの喪失である)
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うつ病の診断には、他にベック式、ハミルトン式、SDS、CES-Dなどのうつ病専用の評価尺度、ロールシャッハ(補助的なもの)などの心理テストがあります。私個人としては、次に紹介する精神科医・笠原嘉氏によるチェック項目は、簡単に行えて、尚かつ優位性の高いものだと考えています。
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【18のチェック項目】
(精神科医の笠原嘉氏が臨床現場で使用のチェック項目。)
《 朝 》
(1) 朝いつもよりも早く目が覚める。
(2) 朝起きた時陰気な気がする。
(3) 朝いつものように新聞やテレビをみる気になれない。
(4) 服装や身だしなみにいつものように関心がない。
(5) 仕事にとりかかる気になかなかならない。
《 仕事 》
(6) 仕事にとりかかっても根気がない。
(7) 決断がなかなかつかない。
(8) いつものように気軽に人に会う気にならない。
(9) なんとなく不安でイライラする。
(10) これから先やっていく自信がない。
《 家庭 》
(11) 「いっそのこと、この世から消えてしまいたい」と思うことがよくある。
(12) テレビがいつものように面白くない。
(13) 淋しいので誰かにそばにいてほしい、と思うことがよくある。
(14) 涙ぐむことがよくある。(15) 夕方になると気分が楽になる。
《 身体 》
(16) 頭が重かったり痛んだりする。
(17) 性欲が最近はおちた。
(18) 食欲も最近落ちている。
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本人だけではなく、身近な方についても観察することである程度のチェックができます。項目の多くに該当した場合は、心療内科や専門のカウンセラーに相談してください。特に注目すべきは(17) といいます。
(「軽症うつ病『ゆううつ』の精神病理」/笠原嘉/講談社現代新書より)
これから不定期ですが、他の記事に混ぜて、臨床心理の観点から精神疾患についてすこしずつ書いていきたいと思います。
例によって途切れ途切れの進行になると思いますが、興味のある方はお付き合いください。
抑うつ状態にもいろいろある
うつ(depression)というのは、気分が病的に落ち込み続ける状態です。
抑うつ状態というのは、うつ病だけではなく様々な疾患や障害にも症状として生じるので、精神科臨床の場でも、なかなか診断するのが難しいといわれています。
また「うつ病」と称するものにも複数の分類があり、それぞれの定義については専門家の間で議論が続いています。
「大うつ病性障害」「メランコリー型うつ病」「否定形うつ病」「抑うつ神経症」「気分変調症」「双極性障害」「新型うつ病」・・・・、それがさらに細分化され、ひじょうに分かりずらいのが現状です。
分類方法は今のところ、米国精神医学会が作成したDSM-Ⅴ(精神疾患の分類・診断のマニュアルと基準)と、WHO(世界保健機構)が作成したICD-10(国際疾病分類)という基準があります。どちらを用いるかは精神科医によって違います。
以前のDSM-IVにおいて「うつ病」は「双極性障害」とともに「気分障害」のカテゴリーに位置づけられていましたが、DSM-Vに改訂されてからは、「うつ病」と「双極性障害」が別のカテゴリーになり、気分障害という項目は無くなりました。
DSM-IVまでは気分障害に分類されていた「うつ病(うつ病性障害)」ですが、さらに下のように分類されます。
●狭い意味の「うつ病」=「大うつ病性障害(major depression)」=「メランコリー型うつ病(melancholic depression)」 : 昔ながらの「うつ病」
●「気分変調性障害 or 気分変調症(dysthymia)」≒「抑うつ神経症(neurotic depression)」≒「慢性小うつ病(chronic minor depression)」:「非定型うつ病」ともいわれ、症状が慢性的に経過して治りにくい。
狭い意味の「大うつ病性障害」は、古くから生真面目な人がなりやすいと言われてきた、いわゆる従来型の「うつ病」です。基本的に「エピソード性」であり、適切な治療をおこなえば数ヶ月~数年の経過の中で、ほぼ元どおりの元気な状態に戻るものです。ICD-10基準では診断名を「大うつ性エピソード」としています。
それに対して「抑うつ神経症」≒「慢性小うつ病」≒「気分変調障害」は、それぞれ診断名は異なりますがほとんど同じ概念を指したものです。共通しているのは、性格的な背景が深く関わり、症状の慢性的な経過によって、なかなか完治には至らないうつ病であることです。治療法についても、長年にわたって専門家の間で問題になってきています。
最近一部の専門家が「新型うつ病」などと新型インフルエンザのノリで病名を付けて、あたかも現代病のように喧伝していますが、それは間違いで、性格的背景の関与が大きいとされる「抑うつ神経症」あるいは「気分変調性障害」を今風に言い替えているに過ぎません。
なかでも「気分変調性障害」は最近の遺遺伝子研究の結果などから、これはむしろ性格の偏りが問題であるパーソナリティ障害の一種として考えた方がよいのではないか?という議論もあり、今後はどう分類されるかわからないというのが実情です。
病気によってはうつ病と同じような症状が生じるものも多く、「統合失調症」「全般性不安障害」「パーソナリティ障害」「PTSD」「解離性障害」などにも抑うつがみられす。そのためケースによっては、「うつ病」とその他の病気との見極めも難しく、的確な診断がなされないことも少なくありません。
抑うつ感は人間の証
人間とは何ぞや? という命題については、古来から多くの人たちがさんざん頭を振り絞って考えてきたことですが、いまだにひと言で表現できる定義はなさそうです。振るたびに変化する万華鏡のように、断片的に語ることしかできません。
パスカル曰く「人間は考える葦である」
アッシー曰く「人間は考える足である」
マズロー曰く「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生きものである」
ピタゴラス曰く「人間は万物の尺度である」
トルストイ曰く「人間は川のようなものである」
カミュ曰く「人間は理由もなしに生きてはいけない」
深沢七郎曰く「人間は動物の中でも最もアサマシイ、不良な策略なども考える卑劣な、恐ろしい動物です。」
さらに「人間は自らの死を願う生物である」というのも付け加えたいと思います。
「自殺願望」「自殺企図」「希死念慮」など、心理的に或る状態になると、心の奥底から発現する死への希求は、私たち人間特有のものです。
この世に存在したくないという思いの裏側には、人の心の複雑な仕組みがあります。
抑うつ状態がもたらす「希死念慮」も人間ならではの心の情景でしょう。
人にとっての不安や絶望は、いわば宿命であり実存的なものだと思います。生を意識するには同時に死への意識が必要であり、生きることと死ぬことの狭間に人は存在しています。それが人間としての味わいでもあり証でもあると思います。
深い憂うつの時代を経た人は、どこか魅力的です。
ご訪問ありがとうございます。
以前の記事で私の好きなドラマ『パーソン・オブ・インタレスト "Person of Interest"』をご紹介した。
それのシーズン3のエピソードのなかで、主人公の一人がもう一人の主人公である相棒に、バーで酒を勧めるシーンがある。ビールで満たした大きなグラスの中に、バーボンウィスキーの入ったショットグラスを沈め、「ボイラー・メイカーだ」と相棒の前にグラスを滑らせる。
私はお酒に弱い体質で、お付き合いでもビールをグラスに一杯がせいぜい、それでもいいご機嫌になってしまう。けれども昨年の夏、夜にDVD映画を観ながら「ほろよい」の白いサワーを飲むのにハマってしまい、お酒もこのくらいなら好いものだ、などと思うようになった。
それで、「ボイラー・メーカー」である。
どうしても、どんな味がするのか飲んでみたい。
とうとう、麒麟の瓶ビールを買って来た。
特大グラスにビールを注ぎ、小さなショットグラスにバーボンではないがホワイトホースを満たし、それごとビールのグラスに沈めてみる。ショットグラスのウィスキーがビールのなかに流れ出て、なかなか奇麗な色合いだ。
飲んでみると、ビールとウィスキーの味がする。当たり前だが。
ものすごくイケルといっても過言ではない。
酒飲みではない私の味覚には、ひじょうに美味しいと感じた。
チーズをつまみながら、どんどん飲んでしまう。ヾ(- - ;)
しかし予想を越えて、急激に血中アルコール濃度が上がり、その後ソファで1時間ほど目を廻していた。鏡を見ると京劇の関羽みたいである。こんなに酔っぱらったのは、遠い昔、仕事仲間と行ったカクテルバーで初カクテルを2~3杯飲んで、腰を抜かしたとき以来かもしれぬ。
ボイラー・メイカーをウィキで調べたら
1. アメリカの発電用ボイラー建設に従事していた作業員が、一発で酔っ払うために、飲みかけの缶ビールの中にバーボンを入れて飲んだ[1]。
2. 飲むとボイラーが燃える様に体が熱くなる。
と出ていた。
道理でカッーと、一気に酔ってしまった訳である。
興味のある方は、お試しを。。
お酒を飲みながら聞く曲はジャズである。
毎年、他の月に比べて1月が妙に長く感じる。
ご訪問ありがとうございます。
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