精神科医って? | すべてはうまくいっている! 光と心の調和

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横浜の心理カウンセラー ロキのつぶやきブログ。
その人がその人らしく
『生まれてきてよかった!」
と思える人生のために。

 

最近は以前のようなイメージも払拭され、心を病んだ方が積極的に精神科にかかる機会も多く、それはそれで喜ぶべきことだと思う。

しかしカウンセリングを受ける方から伺ったかぎりでは、どうも精神科医に対して勘違いをされ、失望する方も少なくないらしい。

なぜかというと、心に病をかかえた方は「精神科医は、私の悩みをじっくりと聞いてくれて、有効なアドバイスによってその悩みを解決してくれる」と勘違いされている場合が多いのだ。

精神科医の仕事は、患者さんの悩みを解決することではない。

初診のときに患者さんから悩みを聞くのは、「この患者には、どのような薬をどのくらい出せばよいか。」を判断するため。
したがって、患者さんの悩みを解決するためにはどうしたらよいかを、具体的にアドバイスすること等は考えていないのだ。

精神科医は脳という臓器の専門家で、その仕事は、患者さんの脳の機能を、薬を使用して正常に戻すこと。
心を病んだ患者さんの悩みの相談にのる、ということはないのです。
ですから、精神科医の対象は患者さんの脳であって、性格や環境などは関係ない。

精神科医に初診で話すべきことは、「現在の自分の、心身の状態を出来る限り 詳細に正確に」伝えること。
それに対し、精神科医は症状にあった薬を必要な量だけ出してくれる。

2回目以降の受診に際しては、「貰った薬を服用した結果、自分の心身にどのような変化や影響、改善がみられたか」を伝え、再度、自分に適した薬を適量貰うことです。

もちろん例外はつきもので、患者さんの悩みを親身になって聞いてくれる精神科医もいるけれど。

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