ひまわり教室活動報告 | 心と心が通うとき〜やさしい人間関係の作り方

心と心が通うとき〜やさしい人間関係の作り方

発達障害や周りの人達へのコミュニケーションサポート

 梅雨入りしたものの、ここ最近は洗濯日和な

日が続いています。

雨の日は、理由もなく憂鬱になることもあるので、

晴れの日が続くことは気持ちの面では助かります。

雨が大事なことは、もちろん分かっていますが…。

 先週はパソコンの調子が悪く、活動報告が

できなかったため、二回分の活動報告をさせて

いただきます。

  日(月)>

   始めの会

   わるいところもいいところ

欠点を長所に言い換える→リフレーミング

   絵本セラピー『となりのたぬき

苦手な人との関わり方や相手の立場で相手の気持ちを想像す

   ゲームUNO

   終わりの会

 

 

今月は「捉え方を変えることを意識する」という

テーマでプログラムを進めていく予定です。

「捉え方を変える」ことは一つの作業であり

捉え方を変えたことで気持ちや感じ方がどう変わったかを

実感してもらえたらいいなと思っています。

今回は、クイズ感覚でシートに取り組んでもらいました。

「ずぼら」→「心が広い」

 「けち」→「倹約家」

 「ずる」→「固定観念に縛られない」

 など、「結構、難しい…」と言いつつも、思いも思いの

表現で短所を調子に言い換えてくれ、終わりの会では

「わるいところもいいところが面白かったです。

なぜなら、短所が味方を変えると長所になることが

面白かったからです。」と話してくれました。



 

   <6月1日(月)>

   始めの会

   短所を長所に変えたいやき

    (リフレーミング

   絵本セラピー『4こうねんのぼく

    (自分が過ごしてきた時間の流れと

自分を取り巻く人を感じてみる

   ゲーム

    (鯛焼きかるた

   終わりの会

 

 

前回に引き続き、練習したリフレーミングを

使い、今回は自分の短所を長所に変えるワークに

取り組んでもらいました。

市販の鯛焼きカードを使って、まず自分の短所が

書かれていると感じたカードを集めてもらうと

「この(短所の)カードを見てたら、気分が

沈んできた…」と感想を漏らした子が。

さらに、短所を長所に言い換えようとしても

なかなかいい表現が思いつかず、さらにしょんぼり…

なんてことも。

他者の短所を長所に変えるのはさほど難しいこと

ではないのですが、自分の短所を長所に変えるのは結構難しいものです。


そこで、最後はみんなでお互いにリフレーミング

し合いました。

「しつこいは、粘り強いってことでもある。」

「感情的っていうのは、素直。あと裏表がない。」

「優柔不断ってことは、いろんなことに興味が持てる。」

「いろんなものの良いところを見つけるのが上手。」

などなど。

すると、さきほどしょんぼりしていた子が

「ありがとう。なんか褒められてるみたい。」と

にっこり。

 そして、最後のゲームの時間も、その鯛焼きカードで

かるた大会をして盛り上がりました。


ひまわり教室スタッフ 阿久津智子