なぜ生きるのか | 心と心が通うとき〜やさしい人間関係の作り方

心と心が通うとき〜やさしい人間関係の作り方

発達障害や周りの人達へのコミュニケーションサポート

なぜ生きるのか…。

子孫繁栄?
ちょっと違う気がする。

例えば、子どもを産めないとか
産まないという選択をした人が 
生きている意味がないか…と言われたら
そんなこと、あるわけがない。


子どもを産むことも育てることも
大変なことではあるけれど
優秀というわけでもない。


例えば、産まれた時から病気とか
何かの理由で寝たきりになって

働いたり出来ないからと言って
生きている意味がないかと言われたら
そんなこと、あるわけがない。

働いているから優秀なわけじゃない。


ガンにならないように…と
様々な情報が流れてくるけれど
ガンになってもならなくても
いつか必ず他界はする。

ならないような意識は必要だけれど
それで優劣がつくわけじゃない。

 
自然分娩、母乳育児がいい
そんな言葉を聞くことがあるけれど
どんな産まれ方をしても
健康で元気に育つ子は育つし
アレルギーがあるから劣るわけじゃない。


でね…
なぜ生きるのか…を考えるんだけど
それって命を
やりきるってことかもしれないと
そんなことを思います。


娘が青空自主保育にいた頃
保育士の方が
「お弁当は少なめにしてね。
食べきるってことが大事なのよ。
子ども自身が、食べきったという
実感が大切だから。」

そんな風に言われました。

食べものの内容も大切だけど 
満腹感よりも達成感が大事だと…。


もしかしたら
命も同じかもしれない。


内容は、それなりに大事かもしれない。
でも、時間が長いか短いかよりも
生ききる…ということが

「なぜ生きるのか」の答えかもしれない。


いつでも優等生で 
誰かの役に立つために生きるなんて
辛すぎる。


だから…生ききるってことが
すべての命に
大切なのことなのかもしれないと思うのです。
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西野奈津子


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