自信がない、自分が嫌い、人間関係が苦手、
アダルトチルドレン、トラウマetc
心のお悩み解消のお手伝いをしています。
「親に話が伝わらない」
「何度説明しても理解できないようだ」
「うちの親は多分発達障害だと思う」
といったようなご相談も結構あります。
話が伝わらない原因はいくつか考えられます。
・互いのタイプが異なるため、伝わりやすいコミュニケーション(言い方)が全然異なるケース
・親の思い込みが激しく、強固な固定観念がある場合、他人の言葉はなかなか入らないかもしれない
・心の距離が遠いコミュニケーションが普通モードの親(家庭)だった、
・あなたの我慢が積み重なって、親のことが嫌になりすぎている場合、
・お互いの言い方に改善の余地ありの場合(その親(家庭)は、例えば攻撃し合うコミュニケーションが普通だった場合)
などなどいろいろありえます。
その中でも、もう一つありえる可能性の話を今日はしたいと思います。
・「親が発達障害の傾向があって、話が通じにくい」という場合です。
ちなみに、発達障害って、
”脳の成長バランス”とも言えるので
グラデーションであり
「背が高い、背が低い」
「手の平が大きい小さい」
の差と同じように
誰にだって、脳の成長にも
ある程度の差があるはずです。
「発達障害の傾向」って
今の時代、もう普通によく聞く話ですね。
そんな特別驚くような話ではありません。
何かの分野で
突き抜けてる人、秀でてる人たちは
みんな結構何かしらそういう傾向を
持っていたりします。
”苦手なこと”があるなら、別の所で”得意なこと”がある。
ほんとバランスですね。
~
そして、親が発達障害傾向だった場合
子どもとしては、そのことに
なかなか気づけないってことは多いと思います。
小さな子どもにとっては
「家族が普通の当たり前の世界」であり
「うちの家のコミュニケーションが当たり前」
ですから。
けれど、その場合、小さな子どもとしては
話が(かみ合わないから)分かってもらえない
話をゆっくり聞いてくれない
親から受け止めてもらえない
親の言っていることがよく分からない
なぜか怒られる
といったことも起きがちです。
これはとてもつらいことですね。。
その子が悪いわけではないのに、
その子が悪い、みたいになっているのはつらいですね。。
そんな子は、
親といまいち心が通じ合わないとうっすら感じていて、
本当は心の奥にかすかなさみしさを感じながらも
それが普通の人間関係・コミュニケーションだと思って
生きていくかもしれません。
けれど、心の奥にはずーっと
「人と心が通じ合わないさみしさ」
「人と分かり合えない腹立たしさ」
「人に理解されないさみしさ、くやしさ」
などを抱え続けているかもしれません。
~
「親が発達障害傾向で話が通じ合わない」
というのはある意味盲点であり
そういう人は結婚相手にも
似たようなコミュニケーションをする相手を
選ぶということもあるでしょう。
自分にとって、幼少期からふれてきた
当たり前で、ある意味安心する
コミュニケーションができる相手ですから。
だから、もしもあなたが
「親に分かってもらえない」
「夫に(妻に)話が通じない」
「なんであの人は、何度言っても理解できないんだろう」
などと思うことが多い場合、
「もしかして、相手が発達障害の傾向を持ってるのかな?」
という視点も持っておくといいかもしれません。
「なんであの人には話が通じないんだろう?」と思う側が、
いろいろと伝える工夫をしたり
根気よく説明を繰り返したり
「自分が悪いと思って、自分を責めている」ことも多いものです。
でも、本当はそんなこと全然ないかもしれない。
「あなたが悪いわけではない」かもしれないということです。
大切なのはここです。
これが分かるだけで、その後のあなたの
心の負担や実際の対応も大きく変わっていくでしょう。
*「性格・コミュニケーションタイプの違い」も
コミュニケーションにとても大きな影響を与えます。
ここについてはまた書きますね。
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