心理セラピスト 中田詩子(なかたうたこ)です。
人間関係が苦手、自信がない、トラウマ、アダルトチルドレンはじめ
様々な悩み解消のお手伝いをしています。
ある時、「幸せってなんだろう」と、ふと考えることがありました。
それは、私自身、過去に心理カウンセリング/セラピーを受けて、自分の沢山の悩みが改善して軽くなって、ずいぶん生きやすくなってからのことです。
仕事も順調で充実した日々を送り、家庭は平和で、日々の生活に特に大きな問題はなく、それまでの私にとって最大の悩みだった人間関係も、昔に比べたらずいぶん楽にできるようになった頃のことです。
ずっと長年望んできたことが叶ってきた。誰とでもそれなりに心地よく会話できて、意思疎通できるようになった。話したい人と話せるようになった。だいたいの人のことが訳もなく好きで、人と一緒に居たら、たいがい楽しい・・そういう状況。
私にとって、それらは本当に幸せなことでした。
私は、セラピストになる前までは、長年ずーっと「人と”普通に”話したい」というのが望みだったから。
昔の私は、人が怖くて、緊張しすぎて、全然普通に話せなかったんです。人と居ると自分自身でいられなくて、会話も全然うまくできなくて、思っていることの10-20%ぐらいしか伝えられなくて、いつもいつも自分を責めまくっていました。昔は、人と居ることが苦しすぎました。
だから、昔に比べたら、すごく楽に生きられるようになって、相当幸せになったのでした。
その頃、自分の人生においてこれ以上幸せなことは、この先きっともうないんじゃないかな・・と一瞬思うぐらい、最高に幸せだと思うことを体験した気がしていました。
それらはどれも人間関係でのことなんですが、私は人との出会いに相当恵まれているんです。
人に出会って、心のある部分がつながって、大切なものが通い合って、響き合う、笑い合う、あたたまる。
同じものを持ってるのを知って、「やっぱりー?!」「だよねー!」となって、仲間意識で嬉しくなったり。
人の真心が伝わってきて、心打たれすぎて、うわっとなったり。
あなたはこれまで、そういうふうに歩んで来られたんですね。大切な素敵な人生ですね。という感動とか尊敬とか。
ある時、自分の周りをふと見渡した時、心のきれいな人たちに囲まれていることに気づいて、それは、「きれい」だけじゃなくて、あたたかかったり、ひたむきだったり、それぞれなんだけど、、
そういう”想い”を持っている人たちに囲まれてると気づいた瞬間泣けてきたりして。
・・・そういうことが自分にとっては、最上の幸せでした。そんなことが重なった時期がありました。
そんなふうに、当時の自分にとって、望んでいたことが叶っていって、自分にとっての幸せを手に入れて、もうこれ以上はないんじゃないかなと思うぐらいの喜びも味わって、
そうなると、あらためて「幸せって、いったい何なんだろうな・・」と思えてきたのですね。。
ある意味、幸せな悩み?とも言えるのかもしれません。。
そうやって、人はまた、次なるステップに進んでいくのですね。
進むといっても、単に前に進むだけじゃなく、進み方はイロイロありますね。!
人は一生、成長し続けるものだといいますね。今を大切にして、いろんな経験をして進んで行きましょう。