心理カウンセラー【大阪】・中田詩子(なかたうたこ)です。
京都・神戸・大阪など関西拠点に東京・全国で
心理カウンセリング/セラピー(心理療法)や心理学講座をしています。
アダルトチルドレン、うつ、トラウマをはじめ、
自信がない、不安、生きづらいなど
人間関係の悩み克服・ストレス解消のお手伝いをしています。
カウンセリングをしていると
こんなお話をよく耳にします。
「うちの母は、
ご飯は毎日食べさせてくれた、
お弁当も作ってくれたし、
習い事もさせてくれた。
何かひどいことされたわけではないし、
ちゃんとお世話はしてくれたと思います。。」
そう言いながらも、
ご本人さまの表情はとても悲しそう
だったりします。
そこには、
「ちゃんと最低限のお世話はしてくれた。
だけど・・・」という、
「だけど・・・」が
本当はあるのかもしれません。。
「ちゃんとお世話はしてくれたし、
ひどいことをされたわけでもないし・・」
と、親を責めないように、
親を悪者にしないようにと、
自分を言いきかせ、納得させようと
しているのかもしれないけれど・・
(多くの方は無意識に)
心の底には満たされていない気持ちが
いっぱいにあるのかもしれません。。
「最低限のお世話はしてくれたし、
ひどいことされたわけではないから、
それなのに親を責めるなんて、悪い人間だ。
世の中には、もっと辛い目に
あってきた人がいっぱいいるのに・・」
と思うかもしれませんが、
その気持ちは一旦は置いておきましょう。
まずは、自分の本当の気持ちをちゃんと
見てあげましょう。
「だけど・・」
「本当は・・」
というその本当の気持ちを
まずは十分に大切にしてあげましょう。
あなたは、本当はもっと別に
欲しいものがあったのかもしれません。
お母さんの笑顔とか
話を聞いてくれることとか
目と目を見て笑い合うこととか。
そういうあなたの気持ち、大切にしてあげないと。。
そうやって、あなたの本当の気持ちを
大切にしていくと、
やがて、今度は心から親のことを
納得できるようになっていのです。